リカバリー全国フォーラム2024 ~プログラム~


Recovery Forum 2024 ~Programs~
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★リカバリーフォーラム2024のメインページは→こちらから
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★オンライン開催のフォーラム (2020)に参加された方の声は→こちらから
★過去 (2019以前) のフォーラム参加者の声&写真集は → こちらから
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【UPDATE】
◎オンライン交流会(3/22)は諸事情によりキャンセルとさせていただきます。
◎分科会2(3/25~)は諸事情によりキャンセルとさせていただきます。
◎シンポジウム(3/22)の開催時間:14:10-15:30 から 14:20 – 16:05に、変更になりました。
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★最新情報はこのページでお知らせしてまいります!
※プログラム/出演者は変更する場合があります。
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《もくじ》
【2025/3/22(土)】午前 – オープニング、基調講演
2025/3/22(土)午後 – トークライブ、シンポジウム
2025/3/25(火)より】リカフォ&「こころの元気+」コラボ企画
■ 【2025/3/25(火)より
オンライン分科会配信スタート

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【2025/3/22(土)】 午前 

09:45     Zoomウェビナーアクセス開始

10:00 – 10:05 オープニング(開会の挨拶)
伊藤順一郎さん(NPO法人コンボ共同代表)

10:10 – 11:30 基調講演
『今なぜ多様性なのか』   


【講師】糸川昌成(いとかわ・まさなり)さん:東京都医学総合研究所 副所長


【座長】伊藤順一郎(いとう・じゅんいちろう)さん:NPO法人コンボ共同代表、メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ院長

 

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13:00 – 14:00 トークライブ  
世界に伝えたいあなたのリカバリー2024』
参加者による「リカバリーストーリー」のリレートーク!フォーラムの人気プログラムです。
【司会】丹羽大輔(NPO法人コンボ「こころの元気+」編集担当)、佐々木理恵(NPO法人コンボ理事)
★トークライブ出演者募集中!(参加申込した方限定) ⇒ 詳しくはこちら(募集締切:3/15(土)) ※締め切りました

★こちらもご覧ください★ リカバリーTube(投稿動画のページ):コンボでは、「私のリカバリーストーリー」をテーマに自撮りした2分間の投稿動画を募集&公開しています。投稿動画のほか、リカバリ―全国フォーラム2017, 2018特設会場で撮影したリカバリーTube動画も公開しています。※一部賛助会員限定公開です。→ こちらから

14:20 – 16:05 シンポジウム ※開催時間:14:10-15:30から変更になりました。
『「多様性の時代」の諸相』
「多様性の時代」を様々な側面から考えます。新しい視点について、「多様性」という言葉がもてはやされていると同時に変わらず存在する問題について、「多様性」はどれだけ根付いているのか現場からの視点について共有し、私たちが「多様性」を尊重し、尊重され、リカバリーを歩むための、課題と希望について考える機会になればと思います。

【シンポジスト】


〇井筒節さん(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
「新しい視点」として注目されている「ニューロダイバーシティー」についてお話いただきます!



映画『どうすればよかったか?』公式ウェブサイト:こちら
〇藤野知明さん(映画『どうすればよかったか?』監督)※ビデオ出演
「「多様性」という言葉がもてはやされていると同時に変わらず存在する問題」について、長年医療にも福祉にもつながらなかった統合失調症のお姉さんを中心に、自らカメラを回した家族の姿、きょうだいとしての体験についてお話いただきます!



〇矢部滋也さん(一般社団法人北海道ピアサポート協会代表理事、PEER+design(ピアデザイン))
「多様性」はどれだけ根付いているのかについて、日々の活動(ピアサポート、事業所運営など)やつながりの中で、(あえて「多様性」という言葉で飾らなくても)地道に、そして当たり前に大切にしていることについて、現場からの視点でお話いただきます!

【指定発言】 

後藤雅博さん(こころのクリニック ウィズ所長)
メンタルヘルスの領域に様々な立場(臨床、家族支援、行政、被災地支援、などなど)で長年コミットしてきた経験と視点とを、共有していただきます!

【座長】

相川章子さん(聖学院大学心理福祉学部心理福祉学科教授)

16:00 – 16:60 オンライン交流会 (予定)   ⇒ ◎諸事情によりキャンセルとさせていただきます。

 

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【2025/3/25(火) 10:00】「こころの元気+」&リカバリー全国フォーラム コラボ公開講座! ※事前収録
『ぐっと身近になる研究の話~研究はみんなの困りごとから始まる~』
【鼎談!】尾崎紀夫さん(名古屋大学)、夏苅郁子さん(やきつべの径診療所)、橋本亮太さん(国立精神・神経医療研究センター)

※この講座はどなたでも無料で視聴できます。

 

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【2025/3/25(火) 10:00】 オンライン分科会配信スタート! 
※事前収録 ※各分科会は約60~80分です。
※配信期間:5/18(日)まで
※配信期間中は何度でもご視聴いただけます。

 

分科会1: ピアスタッフの大切にしたいこととリアルな現場から
ピアスタッフが全国的にも増えてきている中、「ピアスタッフの価値と役割を考える研究会」と日本ピアスタッフ協会では、「ピアスタッフが大切にしたいこと」を協力して作成しました。これはピアスタッフの活動の基盤となる12項目の「価値」、すなわち「こころの軸」を考えたものです。この分科会では、その軸を様々な立場のピアスタッフが体験を通してお伝えします。そして、リアルな現場での実践の難しさや出来ない現実もリアルに語り合います。
出演: 佐々木理恵(東京大学医学系研究科医学のダイバーシティ教育研究センター)、相川章子(聖学院大学心理福祉学部心理福祉学科)、中島邦宏(就労継続支援B型事業所「しらかば」)、瀬戸麻貴(社会福祉法人成和会就労継続支援B型事業所「はぁとすまいる」)、吉田健一(医療法人学而会木村病院)

分科会2: WRAPの説明と、WRAPを使っている人のはなし  ⇒ ◎諸事情によりキャンセルとさせていただきます。

分科会3: 権利に関する仕組み~知ろう・使おう・入院中の仲間に届けよう~  
精神科の入院治療の中には強制的な治療が存在します。入院時に抱く無力さや孤立感は経験者にしか分からないものかと思います。そのような中、今年度始まった「入院者訪問支援事業」にはピアサポートや多職種連携の観点からも注目が集まっています。本分科会では、新制度が実用的に機能することを願い、「精神医療人権センター」や「精神保健当番弁護士制度」等にも触れながら新制度への期待や不安等が共有できる時間にしたいと思います。
出演: 松田裕児(成田市社会福祉協議会/日本精神保健福祉士協会)、及川智志(千葉県弁護士会精神保健委員会委員長)、池澤直行(千葉精神医療人権センター代表)、上坂紗絵子(認定NPO大阪精神医療人権センター運営会員/京都府立大学)

分科会4: ダイバーシティ・スモールステップを就労移行支援機関で実践してみて~現場からの報告~
「イイトコサガシ」 では、 発達障害を抱える人や生きづらさを抱えている人が、建設的コミュニケーションを試行錯誤・育成することを目的としたワークショップをダイバーシティ・スモールステップを基本に開催しています。この分科会では、イイトコサガシ・ワークショップは支援で使えるのか?就労の役に立つのか?という皆さんが一番気になるところについて、生々しくトークします!  ※タイトル変更しました(2025/3/4)
出演: 冠地情(イイトコサガシ代表)、下茉莉(かもみぃる代表)

分科会5: いろんな立場で医療の場を語ろう!〜精神科病院の取り組みをきいて〜 
この分科会は、「リカバリー志向の精神科医療は実現できるのか」をテーマに開催してきました。今回は地域移行支援を積極的に行った末に病棟を閉鎖するまでに至った病院の取り組みにスポットライトをあてて、そこから見えてくることについて多様な立場で語り合います。みんなが望む医療の場を実現するためのアイデアを出し合い、私たち一人ひとりができることを共に見出しましょう。
出演
澤田高綱(横浜市精神障がい者就労支援事業会)、岡本響子(奈良クライシスセンター)、山中一紗(琵琶湖病院)、稲毛礼子(ぴんくまシャ)、小林鮎奈(一般社団法人ヤングケアラー協会/精神疾患の親をもつ子どもの会こどもぴあ)

分科会6: 性をタブーにするのやめませんか  
性のことはタブー視されることが多いです。そのため、性について悩みがあっても誰にも相談できずに一人で抱え込みがちだと思います。性機能障害、子どもをつくるかどうか、性役割、性の多様性などに悩んで、いざ専門職に相談しようと思っても、専門職も性の話題に慣れていないのが現実です。性のことは誰にとっても大切なことです。この分科会では、当事者と専門職の本音を聞いて、これから必要な関わりを考えるきっかけにしたいと思います。
出演: 蔭山正子(大阪大学)、高橋幸子(埼玉医科大学)、根本俊史(めんちゃれ)、野間慎太郎(ハマッチャ)、ソウ(あいりきファシリテーター)、まる(横浜ピアスタッフ協会)、白石泰三(Q-ACT)、日下桃子(湘南医療大学)

分科会7: 自助グループの多様化と未来 
自助グループ、ピアサポートグループ、セルフヘルプグループ、また最近では、そのような名前をつけなくても生まれる居場所もあります。そこに属するのは精神疾患の当事者に留まらず、何かしらの当事者であり、一方向性の支援ではない関係性です。自助グループの多様化、そしてこれからのあり方について実践者と語り合います。
出演矢部滋也/やべっち(札幌ピアサポートグループSAPIA)、前田暖子/まえはる(レインボーキャリア会)、山崎 ふくろう(双極シニア|中高年双極症当事者会)、みわ(統合失調症LINE家族会PureLight)、ぺいぺい(VRC悩み~ティング)

分科会8: トラウマインフォームドアプローチ(TIA)と多様性
トラウマインフォームドアプローチ(TIA)は、トラウマの理解に基づいた対応のことです。TIAの基本的な原則の一つに「文化・歴史・ジェンダーの問題」という項目があり、人種や性的指向、年齢、宗教など、一人ひとりの多様な社会的背景に向き合うことが重視されています。本分科会では、当事者・家族・支援者それぞれの視点から、TIAの実践において「多様性」をどのように経験し、考え、取り組んできたのかについてお話しします。
出演 ユキ・アボカド(フリーランス)、吉田佳子(当事者家族/家族スキルアップグループ参加者)、宮城整(長谷川病院)、山崎さおり、片山皓絵、遊佐安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所)

分科会9: ベルギー精神科医療保健システム改革視察 in 2024報告  
ベルギーが国全体で取り組んでいる精神科医療保健システム改革。第三次改革に至る過程で「精神科病院の90%程度が私立であるにも関わらず国全体の精神科病床数を30%削減」という実績を残しました。2024年10月に現地で改革の現場を視察したメンバーによる動画を見ながら、改革に至る議論と様々な試行に迫り今後のゆくえを展望します。また、以前からベルギーの改革に注目していた精神科医たちの対話を紹介します。
出演 堀合悠一郎(当事者:認定特定非営利活動法人さざなみ会)、星野俊弥(精神科医:北里大学)、三瓶芙美(精神保健福祉士:神奈川精神医療人権センター)、野々上武司(看護師:こころの訪問看護ステーション)、増子徳幸(看護師:訪問看護ステーションWing)

分科会10:  IMR (Illness Management and Recovery: 疾病管理とリカバリー) 〜IMRトーク〜
IMRはリカバリーにとても有用なプログラムです。IMRでは最初にリカバリーについて話し合い、1人1人の目標をつくり、それを実現するために病気やストレスの対処などについて、みんなで語り合いながら学んでいきます。分科会ではIMRの説明のほかに、様々な施設でのIMRについて紹介します。今回はこれまでのIMR参加者や実践者からの声もお届けします。
出演 中村亮太、藤田英美、武井寛道、藤原雅也、中村正子、内山繁樹、吉見明香、渡辺厚彦、加藤大慈、池田直矢、IMR参加者のみなさん

分科会11:  あんなとき、こんなとき! 上手にかわすこころのピンチ  
こころの元気+(プラス)の長寿連載企画、「あんなとき、こんなとき! 上手にかわす怒りのきもち」のスピンオフ企画です。
出演
: 安保寛明(山形県立保健医療大学)、チームぬちぐすい(沖縄在住WRAPファシリテーターの皆さん)

分科会12:  多様な就労の実現に向けて  
「こころの元気+」2023年4月号(特集2:働くこと「あるある」アンケート調査)の結果を受けて、京都中京区において医療・福祉・企業などの連携で多様な就労を実現している方々に、働くあるいは働こうとする当事者からの「つらさや」「こまりごと」にお答えいただき、労働時間や労働の場所を限定しない「超短時間労働モデル」の開発者である近藤武夫さんにも参加いただき、多様な働き方の中で精神・発達障害の方がリカバリーに向かう方法をディスカッションしたいと思います。
出演
: 中川均(NPO法人全国精神保健職親会理事長)、大石裕一郎(京都中京区就労移行事業所アステップむろまち所長)、芳賀久和(一般社団法人京都中小企業家同友会理事ソーシャルインクルージョン委員会委員長)、谷垣信也(元京都府ジョブパーク・障害者雇用企業サポートセンター実践アドバイザー)、近藤武夫(東京大学先端科学技術研究センター社会包摂システム分野教授)

分科会13:  当事者も親も気にかけているきょうだいケアラーの気持ち  
きょうだいの立場の家族は身近な存在ですが、きょうだいの気持ちはあまり語られてきませんでした。きょうだいは病気の本人の上か下かによっても、その体験は異なります。きょうだい版家族学習会を経験したきょうだいの体験から、きょうだいが繫がることの意味やきょうだいのリカバリーについて考えたいと思います。
出演
: 横山恵子(横浜創英大学看護学部)、木村諭志(埼玉県立大学保健医療福祉学部)、仲田海人(作業療法士:とちぎきょうだい会)、脇田美帆(自立訓練施設生活支援員)

分科会14:  情報発信の多様化~インターネットにおけるメンタルヘルス情報~ 
メンタルヘルスの情報がインターネット上にあふれている今日、私たちはどのようにそれを選択していったらよいのでしょうか。インターネットやITが治療関係をどのように変えるか、精神科医YouTuberの益田裕介さんを交え、発信者目線、ユーザー目線それぞれの視点から、話し合います。
出演
: 伊藤順一郎(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ院長)、益田裕介(早稲田メンタルクリニック院長/YouTuber)、奥野栄子(BPD家族会)

分科会15:  「ひきこもる」ということ〜当事者・当事者家族とともに考える〜 
推計146万人が「ひきこもり」の状態にあると言われています。一人ひとりのひきこもるようになったきっかけやひきこもっている状況は異なり、見守るご家族もまた、その家庭の事情や状況が異なっています。8050問題と言われ、少しずつその実態が顕在化しつつあるなかで、ご本人と家族の思いを共有し、社会はどう変わっていったらいいのか、メンタルヘルスの課題と共に考えるきっかけとしたいと思います。
出演: 市川乙充(楽の会リーラ代表)、加藤和江(家族)、小林一三(50代・ピアサポーター)、相川章子(聖学院大学心理福祉学部心理福祉学科)

 

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(Last Updated: 2025/03/17)