「リカバリー全国フォーラム2020」参加者の声


2022年&2021年のリカバリー全国フォーラムはオンライン開催です。
ここでは、2020年もオンラインで開催した「リカバリー全国フォーラム2020」の各プログラムの様子とアンケートの一部をご紹介します。「オンラインでの開催はどんな感じなのだろう?」「フォーラム自体初めてでよくわからない」という方々の参考にしていただければ幸いです。(分科会の各タイトルから、報告書にもリンクしています)

▼2020年のフォーラムのプログラム目次
わからない言葉があったら→コチラ
〔▼目次〕
基調講演
トークライブ
シンポジウム
分科会1:世界とつながるピアスタッフ
分科会2:地域の家族支援
分科会3:にもケア
分科会4:ピアサポート
分科会5:WRAP(ラップ)
分科会6:IPS(個別就労支援)
分科会7:マインドフルネス
分科会8:IMR(疾病管理とリカバリー)
分科会9:リカバリーカレツジ
分科会10:オープンダイアローグ
ズームを初めて使う方は


基調講演「コロナ時代のこころの健康と認知行動療法」 ☆2022年は→笠井清登先生です

「こころの元気+」で連載中の大野裕先生が「コロナ時代のこころの健康と認知行動療法」のテーマで講演後、参加者からQA機能で寄せられたご質問を司会の樋口先生が読み上げ、大野先生にその場で答えていただきました。

【基調講演への感想】
●なんとなく知っていた認知行動療法にとても理解が深まりました。
考え方のコツとして、「怒り」の感情などに気がつけることを実践していきたいです。
(ゆーきさん@t)

●新型コロナが心身にどのように影響しているのか、どのように対処したらいいのかについて学べました。また、自分自身が在宅勤務中に不安におちいった原因についても、ふり返ることができました。
(ともさん)

目次に戻る


トークライブ「おうちでトークライブ2020~全世界に伝えたいあなたのリカバリー~」☆2022年も開催

毎回人気の「トークライブ」は、8月下旬に出演者を募集し、当日14人の当事者の方々にZoom(ズーム)を使って自宅などから出演してもらい「私のリカバリー」について順に話していただきました。
司会は「こころの元気+」の丹羽編集長。
コンボの会場と全国の出演者をつないでやりとりしました。

【トークライブへの感想】

●オンラインならではの、テンポのよさと、楽しさと、臨場感に満ちていました。
(麻婆茄子さん)

●12年かけて心理士の資格を取られた方やマクドナルドで継続就労されている方の話が、はげみになりました。
(サイコロピエロさん)

●リカバリーフォーラムだからこその全国規模での皆様のリカバリーストーリーを視聴できて、自分もまた頑張っていこうと思いました。
準備が大変だったのではないかと思います。でも、やっぱりあった方がいいプログラムだと思いました。
(やまさん)

目次に戻る


シンポジウム ☆2022年は自分に寄り添うことをテーマに開催

精神科医と当事者、家族とメディアの方など、いろいろな立場の方々がオンライン上に集い、今の「コロナ・ディスタンス」の中での「つながり」をテーマに話していただきました。

コロナ・ディスタンスの中で見つけた大切なこと~‟つながり”について考える~

座長】伊藤順一郎(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ/コンボ共同代表理事)
シンポジスト】秋山剛(NTT東日本関東病院)、元村祐子(オフィスアンバランス)、磯崎由美(毎日新聞社)
指定討論】岡田久実子(全国精神保健福祉会連合会)

【シンポジウムへの感想】

●それぞれの立場の方が、皆「リアルのつながりは大切」と言ってくださったことは大きなはげみになった。
コロナによって顕在化した社会の分断により、それをなくそう、つながろうという思いもまた盛り上がっていることに希望を感じている。
「多様性を認め合える社会か、少数派を排除する社会かは0か100かではない」という言葉が印象に残っている。
(Lunaさん)

●さまざまな立場からのお話しが聞けて気づきの多い時間でした。
コメント読んでくださって、つながっているな! と思いました。
オンラインだからこそのよろこびだったと思います!
(だいすけあさん)

目次に戻る


10企画の分科会は、それぞれの会ごとに、講演や参加者とのQAによるやりとりなどで進めました。
テーマは様々です。
またタイトルが青い文字の場合、タイトルから各報告書のPDFへリンクしています

分科会1 ☆2022年は→分科会1 ピアスタッフの想い
世界とつながるピアスタッフ


【分科会1への感想】

●ダニエル・フィッシャー氏の詩的な表現を聴いていて、欧米の方々は特に、自分の想いや考えを言語化することに優れていらっしゃると思いました。
自分の存在意義について考えることの大切さも痛感したし、彼のリカバリーは特に奇跡的な感じにも思えました。やはり、リカバリーには際限がないということが分かった時間でした。
そして磯田重行氏の話では、リカバリーへの道のりの厳しさのようなものも感じることが出来たと思います。「リカバリーは決して楽ではない」と磯田氏が、以前、WRAPの講演会で言われていたことが思い出されました。
(みどさん)

●アカデミックな内容であったのが逆によかった。
オンラインならではの企画であったと思います。(せっとさん)

目次に戻る


分科会2 ☆2022年は→分科会2 テーマは恋愛・結婚
地域における家族支援~当事者の子育てを支えるための家族丸ごと支援~


【分科会2への感想】

●とても大事な話題でありデリケートな部分も含んでいますが、2021年のフォーラムにも分科会があればと思います。(HORI君)

●とっても深い内容があり、参加して良かったです。
体験談を聞いて涙があふれました。
家族としてのこと、また愛についてのこと、とっても大事なことで、色んな人とそのテーマについて考える時間があったことが良かったと思います。
今回参加した方以外にもたくさんの方に聞いてもらい一緒に考えたい内容でした。
(ひろっぴーさん)

目次に戻る


分科会3
「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」とアウトリーチ~そのあり方を探る~


【分科会3への感想】

●にも包括、誰にもという意味。こちらから必要な支援を求めていくこと、その人を大切にし尊重して出会う、こころに響きました。(ウチコさん)

●私の通っている生活支援センターは、今このアウトリーチに力をいれているが、このコロナ禍で、そもそも病院にいくことができない。
そのなかで、どうてを差し伸べて行くかについて、もう少し話しを聞きたかった。(あごたん)

目次に戻る


分科会4 ☆2022年は→分科会4 現場からのリポート
ピアサポートとつながろう~リカバリー志向の医療の場を実現する100のアイデア~


【分科会4への感想】

●たくさんの書き込みに出演者の方が懸命に答えようとしてくれた姿に、求めている方がたくさんいらっしゃるんだなぁと感じました。(MOCOさん)

●アイデアを出し合うのが私にとってとても有意義な時間でした。(匿名希望)

●現在、自分の住んでいる地域ではピアサポートやピアスタッフに関しての言葉や知識、情報が少なくて、ピアスタッフという存在もかなり少ないです。
地方だからというのもあるかもですが、他の地域の実例などを聞き、またそれが導入した時期から発展した時期までの細かい話があり、とても参考になりました。
また希望も感じるところもあり参加して良かったです。(ひろっぴーさん)

目次に戻る


分科会5 ☆2022年は→分科会3
「WRAP®」って何?~今、改めて、WRAP®について考える~


【分科会5への感想】

●今回はWRAP(ラップ)をすでに知ったといえる方向けの講座でしたが、基礎がきちんと押さえられていたため、初心者でも概要をつかむことができました。
まだ日本での認知は低いようですが、書籍などを買って学びたいと思いました。
(tokihaさん)

●7つのリカバリートピックも大事だと改めて注目できたのは大きい。
いつもは生活の工夫に視点が行くが、今回は自分を労わること、自身のケアの大切さを考えることができた。
今後、実践報告のような今年の学びを深めた分かち合いをして頂けたら幸いと思う。
(東京湾のウミウシさん)

目次に戻る


分科会6 ☆2022年は→分科会6 希望の職探し
IPSって、実際どうなの?~皆さんの疑問にひたすらお答えします~


【分科会6への感想】

●大変分かりやすく、また利用し働いている方々の声がいつも以上にゆったりと聞けたように感じています。
質疑応答にお答えまくっていただけたのも、皆で学びを共有できてとても良かったです。
(ちあきさん)

●身体障害がある方の就労支援は多く耳にしますが、私の周りではまだ精神疾患や発達疾患を持っている方への就労支援を行っているところはまだ少ないように感じています。
今回実際に行っている内容や当事者の方のお話を聴けて、とても興味をもちました。貴重な講義ありがとうございました。
(yuukaさん)

目次に戻る


分科会7
マインドフルネスを体験してみよう


【分科会7への感想】

●実際に経験して、自分の気持ちが落ち着くことを経験できました。
普段生活しているだけで様々な刺激を受け取っていること・自分の意識で感じ方が変わることなど体験でき、生活の中に取り入れようと思いました。
(屋根裏部屋のねずさん)

●こういうものがあるのかと思いました。
発見があり、これもリカバリーフォーラムの魅力だと思います。
(hideさん)

目次に戻る


分科会8 ☆2022年は→分科会7
IMR 2020 ~いまから みんなで リカバリー オンライン版~


【分科会8への感想】

●福祉というよりは医療分野で活躍しているIMRが、発表者・現場などから現実に導入されている臨場感も良く伝わってきて、なかなか触れることのできない医療機関での実施状況の情報は貴重なものでした
(おぐさん)

●IMRを取り入れることで、参加者同士だけでなくスタッフの関わりにも活かせたことや、主治医が気づけたことについてなど、効果について知ることができ、有用性を感じられた。
(ともさん)

目次に戻る


分科会9
リカバリー×学びを語り合う~リカバリーカレッジで学びあえる可能性と共に~


【分科会9への感想】

●リカバリーカレッジが持つ力・魅力を感じることのできる分科会でした。リモートですが、Q&Aを利用し分科会の主催者側の進行の巧さから楽しんで参加することができ良かったです。来年の分科会も,このテーマがあれば良いと思います。
(HORI君)

●リカバリーカレッジを初めて知りました。田舎での地域共生社会作りでの誰もが主体的に参加出来る場としてとても興味を抱きました。来年も発表して欲しいです。新たな場作りのヒントを少しもらったようです。
(みゅーにゃん)

目次に戻る


分科会10 ☆2022年は→分科会8
オープンダイアローグ:人と人とが出逢うということ


【分科会10への感想】

●ただ話を聴くということが大事で必要なことだとわかりました。
「大変でしたね」と用意された言葉を口にするのでなく、その時に感じたことを言葉にするという話は刺さりました。
臨床をしているとうっかり忘れてしまいそうなので、時々こんぼ亭のオープンダイアログのDVDを見返して、体に染み込ませたいと思います。
(tomomiiiさん)

●開かれた対話、オープンってどういう解釈か、安心安全な場所って、など、人と人が出逢うことで発生する化学反応みたいなも見えないものを対話でどう表現するか、共に考え続けること、不確実性を許容すること、深く考えさせてもらいました。
(まいまいさん)

目次に戻る



▼ズーム(Zoom)を初めて使う方は
※ZOOMの使い方
【Zoomウェビナーに参加する方法】
〇Zoomマニュアル→ 
パソコンで参加する方法

〇Zoomマニュアル→ スマートフォンで参加する方法