オンラインこんぼ亭へのアンケート結果から


2020年8月からオンラインで開催されている「こんぼ亭」に寄せていただいたアンケートの一部を、ここでご紹介します。

▼目次

第70回(2021/1/30)「コロナ孤立で人とつながれない!」アンケート
第69回(2020/12/19)「新型コロナウイルスとメンタルヘルス」アンケート
第68回(2020/11/28)「不安な時代を生き延びる」アンケート
第67回 (2020/10/24) 「トラウマインフォームドアプローチ(TIA)」アンケート
第66回 (2020/8/1)『「居るだけでいい」を考える』アンケート
オンライン開催について寄せられたアンケート


 


第70回(2021/1/30)「コロナ孤立で人とつながれない!どう生きていくのか考える」アンケートより(一部抜粋)
対談:松本俊彦
さん市来真彦さん

●リアルな人の疑問に、直接答えるこの方式の参加型講演は、無理せず手の届く範囲の方策を見いだせるという手ごたえがありました。
いつもは、頭で分かったような気がするところですが、今回は府に落ちる納得が着地点でした。
対話者が2名いたので多様性が広がりました。(まりあさん)

●研修形式よりもおふたりのお気持ちやお考えがリアルに感じられて楽しく視聴させてもらいました。
松本先生のこれまでのご経験に裏付けされた回答が、シンプルでわかりやすくって、ユーモアも交えながらで大変学びになりましたし、何よりなんだか勇気づけられて癒される時間でした。(ecoさん)

●たまには対談も良いと思います。焦点が拡がる嫌いもありますね。(ぱんださん)

●依存症当事者です。松本先生のお話が聞けて嬉しかったです。
対話形式でしたが、質問に対して松本先生と市来先生のお二方が回答されてとても為になりました。後になって、質問すれば良かったと思いました。
私はギャンブル依存症当事者で、自助グループに10年ほど通っていますが、近しい仲間は統合失調症を抱える仲間もいますし、生き方で底ついて入院し、今はグループホームにお世話になっている仲間もいます。この会に参加されていた方には、支援者の方も沢山おられたようですが、一つの場所に集い、それぞれが情報を共有できるような場があるといいなと思ってしまいました。(みかさん)

●家族会に繋がり、家族が支援者を作る大切さは身に染みております。
娘が回復しつつあり、今は家族会でお手伝い的なことをしています。
当事者を支援する立場の母親が疲れ果て、母親自身が友人を切り、仕事をやめ、孤立してしまうこともよくあります。
家族会の掲示板にどうにか投稿してくれた方に家族会への参加をうながしても、二の足を踏みなかなか参加までこぎつけない、そんなもどかしさもよく感じます。
天野岩戸のまえで踊り続ける、焼き芋屋さんが来てくれるから買う、迷惑がられたら「ごめんなさい、心配性なのよ」って言えばいいから押しかける、そんな市来先生と松本先生のお言葉が心に残り、「おせっかいおばちゃんでもいいか~」と諦めずに家族会参加を誘い続けてみようと思いました。
「解決しようと思わない」もあちこちで聞くけれど、頭でわかっててもいつの間にか解決したくなってる自分がいて、実践するのが難しいです。支援が継続できるように解決しようと思わない習慣にできたらいいなとおもいます。(ひらこさん)

●zoomでのこんぼ亭参加は初めてでした。直接参加よりも伝わりくさを感じたりするのではないかと気になっていました。
しかし、市来さん、松本さん、それぞれが別の場所にいてリモートで対談しつつ、参加者からの質問や悩みについて共に考えていく形は、3者の中にそれぞれ程よい「間」が存在し、思いがけない形でのダイアローグが創り上げられていくような、そんな感覚を体験出来た時間になりました。
私も、市来さんの言っていた「zoomだと相手と視線を合わせることが出来ない」という課題について不安を抱えていて、リモートやダイアローグの限界をどう乗り越えていけば良いのか悩んでいたため、今日のこの場で得た感覚はとても貴重な体験になりました。ありがとうございました。
また、松本さんが言っていた、リモートのほうが「つながる」という場に足を踏み入れやすい人たちもいるという言葉は、気付くことの出来ていなかった発想でした。
ピンチをチャンスに変えるためのアクションは、常に自分自身だけから生まれるのではなく、時には「ギフト」のような形で人から与えられることも素敵なことなのかも知れないと感じることが出来ました。(setouchi-blueさん)
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第69回(2020/12/19)「新型コロナウイルスとメンタルヘルス
~心が折れないための知識と行動~
」アンケートより(一部抜粋)
演者:濱田篤郎
先生(はまだあつお)/武用百子先生(ぶようももこ)

 

●初めて専門知識を持つ方のお話を直接聞くことができて、とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。(みかさん)

●濱田先生も武用先生も、とても分かりやすい言葉でゆっくりお話されて、納得しながら聴くことができました。(菜奈ママさん)

●コロナ対応で心の疲労がたまっているように感じていたので参加しました。お話が聴けてよかったと思っています。(匿名)

●一般的な社会人向けの話かなと思いました。もう少し、精神障害者者がかかったら、どうなるか掘り下げてほしかったです。(匿名)

●最前線にいらっしゃる先生のお話で、いろいろな情報が流れている中、正しい知識を学べたことが安心感になりました。コロナで起こる諸問題に対する自分でできることも学べたので、取り入れたいと思います。(匿名)

●時間の限られた中でオンラインでされるのは演者の方も大変だったと思います。お疲れ様でした。
欲を言えば一般論での回答しかしづらい質問を取り上げない方がいいのではと思いました。
「入院している方の感染」「地域で暮らしている方の感染」「グループホームや高齢者施設等での感染」全く異なってきます。
精神科病院等で感染者が出た場合、濃厚接触していない人や感染していない人までが、事実を知らされないまま感染リスクのある閉鎖空間の中で暮らし、退院できない現状もあったりします。(地域によるのかも知れませんが)
「仕方がない」とあきらめなくてすむ方法を一緒に考えられる座談の場があればと思いました。

精神疾患や認知症の方がコロナに罹患すると元の疾患も進む?こともあるというのは、疾患自身の問題以外にも、医療従事者の方の理解不足や、治療を受ける「人や場所」等、様々な環境も大きく影響していると私は感じています。
今回のこんぼ亭に参加し、演者の方、亭主、質問者の方のおかげで、何に悶々とし、もやもやと心が苦しいのかをアンケートで文字にすることで少し、楽になりました。本当にありがとうございました。(A.Kさん)
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第68回(2020/11/28)「不安な時代を生き延びる」アンケートより(一部抜粋)
演者:糸川昌成
先生(いとかわまさなり)

●司会者の笑いをさそうコメントにほっこりしながら、内容はとても奥深く学びになりました。糸川先生の「物語」「丁寧に生きる」のキーワードが残り、エピソードが具体化され理解がよくできました。(匿名)

●毎日を丁寧に過ごすということに、とても共感しました。現在は働いておらず、最初は主婦と病気を持つ当事者いう自分を受けいられなかったのですが、主人からも「もっと自分を受け入れなくては」ということを言われていて、今回自分の物語が腑に落ち、とても温かい気持ちになりました。ありがとうございました。今回初めてコンボ亭に参加することができて、良かったです。次回の講座も楽しみにしております。(えいどんさん)

●ご講義いただいた内容はもとより、後半のQ&Aや先生たちのフリートークが、非常に面白いというか、しみじみと心に響くものでした。自分の物語、当事者の物語に気づけるように、丁寧に仕事していきたいと思いました。(S.Sさん)

●今は不安感を抱きながら、先の見えない毎日の生活を過ごしておりますが、不安を感じることは、自分の身を守るためには大切な事を学ばせていただきました。不安感を引き起こす原因を探して、それに対応する力を引き起こすようなストーリーを作っていきたいと思います。
テーマや内容がとても勉強になりました。ありがとうございました。また参加させていただきたいです。(匿名)

●糸川先生からのお話は限られた時間の中でもりだくさんで、考えたこともなかったことから始まり、そこに着地するのかと私は思いました。
私も質問をさせていただき、ご回答をいただきありがとうございました。他の人からの質問を聞いていて、私もそれ聞きたいと思い、伊藤先生と市来先生のお話も毎日の生活の中で大切にしていきたいことだと思いました。(やまさん)

●大変深い話しで理解するのに時間がかかりそうですが、しっかり自分の中で咀嚼していきたいと思います。(匿名)

●不安に関して科学的なお話をしていただきました。有意義でした。
私は福祉施設職員です。利用者の不安にどう対応するかという現実的なお話を今後取り上げていただければと思います。(ひで君)
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第67回 (2020/10/24)「トラウマインフォームドアプローチ(TIA)」アンケートより(一部抜粋)
演者:遊佐安一郎
先生
体験の語り手ユキ・アボカドさん(吉田有輝子さん)と吉田佳子さん親子

 

●統合失調症の家族です。研究が進み,統合失調でなくトラウマを抱えたために精神的症状が出ている人もいるということお聞きしました。感じ方に個人差があり、心に傷がついてしまいやすく、トラウマになって精神的症状が出てしまう事もあるのかなあと聞いていました。
本人がどういう病であっても、あたたかい距離を取りながら、本人の感じ方を尊重しながら見守っていこうと思いました。(匿名)

●3人に2人がトラウマを経験したことがあるという結果に驚きました。
昔、自分が正しいと思って相手にぶつけた経験があるので、今思うと相手に対して非承認なことをしていたのかなあと思いました。(匿名)

●当事者・家族の吉田さん親子のお話やトークライブの内容がとてもよかったです。前半をもう少し簡素化してでも、トークライブを小一時間くらいにして、その中で必要な情報は得られるようにできたらよかったのではないかとも感じました。
吉田さん親子のお話は別の機会にもう少し聴いてみたいと感じました。それぞれネームを持っての活動もされているとのことですが、アクセス可能な情報があれば教えてもらいたいです。(soleさん)

●開始時間を14:00とか15:00からではどうでしょうか?(maasaさん)

●吉田さん親子は感じが良かったのですが、自分が親の協力を得られない当事者なのであまり参考にはならなかった。個人の力で出来るTIAも詳しく聞きたかった。(匿名)

●TIAは今後、日本社会にとても大事なものになると思います。当たり前のように皆で認識した社会になることを願います。臨床現場では特に重要だと思います。臨床に携わる関係者がまず認識を深めて行く為に、様々な学会や研修会でテーマとして取り上げられると良いのではないでしょうか。
今日の吉田さんご家族のお話もとても貴重なものでした。病気になった初めの頃に、どんなに辛かったか、そして現在どれだけお互いに承認的環境と関係を築かれているのか、じわじわ伝わってきました。お二人の率直な意見がとても良かったです。
当事者や家族の声を、こんぼ亭で聞くこと、そしてそこから学ぶことができるのはとても素晴らしいと思います。
承認について、伊藤さんを交えたディスカッションはもっと聞いていたかったです。その人を理解するということ〜深いテーマだと思います。共感との違いなど、学びたいと思いました。ありがとうございました。(みらいさん)
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第66回 (2020/8/1) 演者:東畑開人
先生(とうはたかいと)
『「居るだけでいい」を考える』アンケートより
(一部抜粋)

●当事者ですが、私も体調が悪いときは「自分はいない方がよいのでは」と感じてつらくなることがあります。
その一方で他の苦しんでいる当事者の方と話すとき、どうしても相手の考えとか感じ方に賛成できないと、すごく否定的な言葉遣いや態度をとってしまうことがあって、そんな自分が怖くなって反省することも多いです。
「いるだけでいい」というようなことを言ったこともありますが、正直心がこもっていなかったと思います。(みやこわすれさん)

●コロナ禍の中でのタイムリーな内容でとてもよかった。休憩時間が短かった為、Q&Aを送る時間が足りなかったのが残念だった。オンラインならではの双方向性をもっと活かせるのでは。(匿名)

●当事者で、精神科デイケアに籍を置いていますが、苦痛で仕方なく、どうして自分は居るだけがこんなに辛いのか? 自室以外に居ることができないのは自分だけなのか? とずっと思い悩んできました。
東畑先生が、まず本人の中に、お前なんかいないほうがいいという懐疑的な声が満ち満ちている方がいる、とおっしゃっていて、まず自分がそう思っているという気づきは、新鮮でした。居てはダメだ、思っているのは自分なんだなぁと。
それに、支援者さんに対して被害妄想がありましたが、支援者さんも「居てくれるだけでいい」という気持ちと、「ちゃんと社会の中でご飯を食べていかないと」という気持ちの両方があって、葛藤しているんだなぁ、と理解が出来て良かったです。(匿名)

●よく行政が企画する講演会とは異なり、堅苦しくない雰囲気がとってもいいですね。精神医療福祉はこういった良い雰囲気の方で成り立っているのだと、頼もしく思いました。(HYさん)

●東畑さんの著書『居るのはつらいよ』のタイトルを見たときは、ショックでした。それは当事者の息子の気持ちをズバッと言い当てているようだと思ったし、私はそれに気付かず無力な励ましをしていたと感じたからです。
開催日当日は仕事を休めずYou Tube観覧組となりましたが、前半後半通して予想以上の発見があり、学びも多く、参加できた事に幸せを感じました。息子の理解の為にも、私のより良い生活の為にも頷けることが散りばめられていました。
強く残ったのは、「居ていい」と感じてもらうために、支援者や家族も「居るだけ」を見せること、という点でした。息子が退院後、自宅で落ち着かないのは、同じ「居るだけ」状態の者が居なかったからも考えました。とても学びの多い講演会でした。(らんらんさん)

●本日のトークライブの内容であれば、もう少し時間を長く計画していただきたかったと思いました。(ディーンくまさん)

●奥が深いなあ~  言葉をいう側、言われる側、その時の状況によっても違ってくるから…。肝心なのは日頃からの関わり方の積み重ねからくるのでしょうか。難しいです。(つくしんぼさん)
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オンライン開催について寄せられたアンケートの感想より
(一部抜粋)

●離島からの参加でしたので、オンラインが今後も継続していただけると参加しやすく助かります。  (amamiさん)

●はじめてのオンラインだったが、違和感なく参加できた。興味深い内容で、今の時期、参考になりやりとり含めとても学びになった。(しろいはなさん)

●我が家のPCのインターネット接続が悪くて、声が聴きづらくて、残念でした。内容が良かっただけに。次回は場所を変えます。(HOPEさん)

●当日は仕事で視聴できないことがわかっていたのですが、後日配信して下さる(録画を見られる)ということで申し込みました。参加のハードルが下がり、とても良かったです。(ポチポチさん)

●普段は興味あるテーマでも遠方なので参加を諦めることが多かったのですが、オンライン開催でとても有意義な時間を得られました。地方の人も興味持っている人はたくさんいます。しかし交通費や宿泊費を出し余裕がない人が多いです。こういう形なら、周囲にも声を掛けやすいので、これからも企画をお願いします。(匿名)

●オンラインなので自宅から参加できるメリットがある。(東北なので)しかし、会場の雰囲気がないのが残念。(ゴマちゃん)

●オンライン開催のおかげで、沖縄から参加できました。知り合いもさそって4人でそれぞれの場から参加し、感想も共有できるのでオンラインありがたいです。笑いもあり、タイムリーな話題もあり、勉強になりました。ありがとうございました。 (柳さん)

●体調的に会場まで足を運ぶのが難しいので、自宅から視聴できるオンラインの開催は大変ありがたかったです。(匿名)

●「こころの元気+」は創刊号から読まさせていただいています。過去数あるこんぼ亭ですが今回が初めての参加です。それは奇しくもこのコロナ禍でオンラインでの開催だったからです。子供がいたり何か理由をつけて講演を聴きに出かけることができなかったのですが、オンラインでならその講演会の時間だけなんとかすれば自宅で参加できるというのがとても魅力的です。(とまり木さん)

●多くの質問を取り上げてくださって、間延びせずに双方向で参加させてもらった気がしています。ありがとうございました。(さとさん)

●オンラインでも学ぶことができましたが、正直、やはり蜜な会場で場の雰囲気も感じることができると、なお楽しかっただろうと思いました。(さんちゅうさん)
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