2018年11月号「自己選択に役立つ治療ガイドライン」(141号)


「こころの元気+」は、コンボ賛助会員の方に※毎月15日頃までに)お届けする会員誌のメンタルヘルスマガジンです。毎月テーマが変わる特集の部分と、同じテーマで続く連載の部分でできています。 ※過去の「こころの元気+」

※くわしくは →『こころの元気+』とは  
※最新号から1年分(12冊分)の申込:賛助会員の申込はこちら   ※賛助会員(さんじょかいいん)の特典はこちら


11月号「自己選択に役立つ治療ガイドライン」

コンボは、設立時より、科学的な根拠に基づく医療や支援の重要性を訴えてきました。
うつ病や統合失調症などには、根拠(エビデンス)にもとづく治療のガイドライン(指針)があり、たとえば、推奨される薬の使われ方、治療計画、行うべき検査、治療方法などが書かれています。
ガイドラインは、医師だけのためにあるのではなく、利用者(当事者)や家族のためのものでもあります。自分が受ける治療や支援を選ぶために、ガイドラインを活用して考えることができる時代になって来ました。この特集では、そんな治療のガイドラインについて、さまざまな角度から考えます。

※141号から新連載開始 わかりやすい「統合失調症薬物治療ガイドライン」

今回の特集に出てくるガイドやガイドラインは下記からごらんください。
※専門家向け →「統合失調症薬物治療ガイドライン」(章ごとにリンクがはられています)

※当事者・家族向け →「統合失調症薬物治療ガイド」

※専門家向け →「うつ病ガイドライン」日本うつ病学会

※専門家向け →「双極性障害(躁うつ病)ガイドライン」日本うつ病学会

※当事者・家族向け →「双極性障害(躁うつ病)とつきあうために」日本うつ病学会

※専門家向け →「睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドライン」

※他の病気のガイドラインを探すには →Mindsガイドラインライブラリ

特集の目次

特集1 :まんが ガイドを読んでみた。レポ/ 木村きこり
木村きこりさん自身が、「統合失調症薬物治療ガイド」を実際に読んでみた体験をマンガにしてくれました。
 特集2 :総論 当事者が自分の治療・支援を選ぶのは世界的な潮流です /大島巌(コンボ代表理事)
今回の特集についての総論です。
 特集3 :がん患者の意識を変えた診療ガイドライン /小嶋修一(TBS報道局解説委員)
TBS報道局解説委員の小嶋修一さんが、ご自分のガン治療をふまえ、ガイドラインについて語ってくださいました。
 特集4 :ガイドラインアンケート
ガイドラインの認知度/読んだことがあるか?/何で知ったか/読んでみてどのように感じたか?/治療方針を担当医と一緒に考えるプロセスはあるか?/どのような方法で情報提供をされるか?/説明は含まれているか?
 特集5:統合失調症薬物治療ガイドを作成したのはなぜか? /稲田健(東京女子医科大学医学部精神医学講座)
当事者として関わる/堀合研二郎(シャロームの家、YPS横浜ピアスタッフ協会)
 『ガイド』を読んで主治医と話し合おう /加藤玲(新宿フレンズ家族会)
専門家向けの「統合失調症薬物治療ガイドライン」をもとに、当事者や家族向けの「統合失調症薬物治療ガイド」をつくった理由や方法、使い方など
 特集6 :「統合失調症薬物治療ガイド」を読んでみた/ 投稿
実際に当事者や家族向けの「統合失調症薬物治療ガイド」を読んだ方々からの感想や担当医と話した体験などです。
 特集7: 当事者として これからの治療ガイドラインに入れてほしいこと/ 宇田川健(コンボ代表)
これからガイドラインを作る方々にぜひ、伝えたいこと
 特集8:  こんなガイドラインがほしい! /投稿
こんなガイドラインがあったらいいな、という皆さんからの要望です。
特集9 治療ガイドラインと共同意思決定(SDM)/桶田昌平・鈴木司・伊東新太郎(おおえメンタルクリニック ゆう
ガイドラインを使うには、支援者と当事者の両方のコミュニケーションが重要です。
そのために大切な共同意思決定(SDM)についてまとめていただきました。
※特集9に出てくる「SHARE」については→こちら

□□□□▼2018年11月号の表紙モデルは髙橋聖子さんです

 

〔▽連載の目次〕

○今月の童謡/びわの花/佐々木寿信
○うつ病Q&A/第3話 休み方がわかりません/菊地俊暁(慶應義塾大学病院)と黒川常治(巣立ち会ピアスタッフ)
○あきらめない障害年金/第2話 2度の不服申立と再提出によって障害年金が決定される 井坂武史(特定社会保険労務士)
○べてるの家の当事者研究/第139考 「ダイソン現象」とのつきあい方の研究/ 石村謙次 浦河べてるの家 就労サポートセンターノア
○いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか/ 第112回 自分のためのガイドライン大野裕(一般社団法人 認知行動療法研修開発センター理事長)
○おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう!/vol. 141 新しい居場所の広げ方/投稿
○つっちーのショーガイ学習/ 第112回  選択肢が広がる の巻 土屋徹(オフィス夢風舎 舎長)
○境界性パーソナリティー障害とつきあう/第109回 トラウマインフォームドケア(3) トラウマインフォームドケアとは(その1)遊佐安一郎(長谷川メンタルヘルス研究所)
○私の働く生活ストーリー!/vol. 124 障害のある就学前児童の療育機関/保育士 まーや
○発達障害 空気を読まずに言いたい放題/第20回  伝えたい2つの思い/オム(OMgray事務局)
○私のビョーキはトリプル/第57回 眠れない の巻稲垣みさお
○仲間のチカラ/第94回  ばたふらい(Butterfly) /くまくま
○家族のストーリー/ 第51回 多くのサポートで/よしさん(夫)
○ちむダイアリー/ 第82話  薬局で… 古謝哲也
○家族の相談カフェ 困ったことはマスターに聞け/ 第58回 精神的な病になった娘  家族仲が悪く、対応に悩む母親鈴木高男
○まんがリンク/NO. 20 あきらめずに挑戦 /マリコ
○ちょっとオススメ/書籍『かんもくって何なの?』/ 丹羽大輔
○コンボリンク
○私モデルになっちゃいました/髙橋聖子

○ちょっと知りたい!/ 第45回  ゲーム障害
 /樋口進(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センター)
○コンボの動き
○編集後記

 


※この雑誌(1冊のみ)をご希望の方は、下記メールフォームからお申し込みください
1冊600円(送料込)
■ お支払い方法:雑誌と一緒に郵便振替用紙を同封いたしますので、郵便局にてお支払いください

※メールフォームへのご記入について
■ お名前:会社や病院などの場合は、担当者の個人名までお書きください
■メールアドレス:必ずご記入ください
■題名:「バックナンバー希望」とお書きください
■メッセージ本文:①ご希望の過去の号数(例:2018年6月号希望)、②冊数、③送付先、④電話番号をご記入ください

    お名前 (必須)
    会社や病院などの場合は、施設名称・部署名・担当者の個人名までお書きください

    メールアドレス (必須)

    題名
    下記には バックナンバー希望 とお書きください

    メッセージ本文
    下記には、①ご希望の号数(例:2017年4月号希望)、②冊数、③送付先の郵便番号とご住所、④電話番号をご記入ください。