コンボの動き 第76回こんぼ亭「ベンゾジアゼピンQ&A きちんと知って薬とつきあう」報告


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vol.100 コンボが主催・開催した活動や今後の開催予定です。


※「こころの元気+」2022年3月号より
○2022年1月15日開催

第76回こんぼ亭 睡眠薬・抗不安薬
「ベンゾジアゼピンQ&A きちんと知って薬とつきあう」報告
著者:コンボ事務局

☆こんぼ亭アンケート結果 →コチラ

2022年1月15日に、
こんぼ亭「ベンゾジアゼピンQ&A きちんと知って薬とつきあう」をオンライン(ZOOMウェビナー)で開催しました。

 

今回は事前質問も受け付けました

前半は、初めに井上猛さん(東京医科大学)にベンゾジアゼピンについて解説していただきました。
その後、事前に募集した質問について、
医師の井上猛さんや
就労支援をしている池田真砂子さん、
薬剤師の香取牧子さん、
当事者の長谷川洋さん
の4人に、それぞれ答えていただきました。
 
事前の質問(一部)には、
◦不安と睡眠に対するベンゾの頓服の使い方の注意点を教えてください。
◦お酒と薬のつきあい方については? 
などがありました。

後半は、前半を聞いていた参加者からライブで質問を送ってもらい、その質問に皆さんで答えていただきました。

ライブでの質問(一部)には、
◦自分自身では、このままベンゾでいいと思いますが、どうですか?
◦「ベンゾ系の薬を減らしたい」と医師に言うと
「落ち着いているから減らさなくていい」と言われた。
どうすべき?
などがありました。

開催後アンケートには、次のようなご意見がありました。

▼開催後アンケート(一部抜粋)
●自分も疑問に思っていたことや困っていた質問が多く、いろいろな立場の方から、視点の違った考え方や対応などを学べました。病院受診時などで活用できそうなことを、試してみようと思います。
(教えてコナンくん)

●井上先生のベンゾ系の薬をバネにたとえた話がわかりやすく参考になりました。
私は10年以上ベンゾ系の睡眠薬を服用し他の薬への置き換えもうまくいかず、今は1か月に4分の1ずつ減量しています。
双極性障害Ⅰ型のため、ひどいうつや躁状態では、しっかりと睡眠薬をのんだほうがいいのではないかというのも悩みどころです。
当事者の方や複数の専門職の方のお話も具体例が聞けてよかったです。(秋桜さん)

●減薬を拒否する医者への対応が、立場が違うと切り口が違う答えが出て、参考になった。(匿名)

 

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