人間関係についての特集


回復力を高める関係、支援者との関係、巻きこまれる関係、決めつけられることなど、「人間関係」について取り上げた過去の「こころの元気+」の特集です。

2018年12月号「回復力」を高める接し方(142号)

精神疾患・精神障害は、医療だけで改善するわけではありません。その人のすべてが病気や障害のかたまりではありません。本人らしさや健康な部分が必ずあり、その部分に働きかけることで、本人の健康な部分が増え、「回復力」が高まっていくといわれています。また、私たちは回復していく心の力を持っています。
12月号の特集は、病気や障害などの逆境にあってつらい気持ちをかかえたり、そのために病状も悪くなった人に対して、まわりの人たちがどのように接することが、本人の「回復力」を高めることにつながるのかを考える特集です。
本人、家族、支援者の人たちの経験と知恵をお伝えします。

2018年5月号「支援者で苦労しています」(135号)

リカバリーという考え方が広がってきました。最近は、専門職の人やボランティアの方々には、リカバリー的な関わり方という視点も必要とされ、そのような関わり方では、本人・当事者の強みをうまく引き出すように関わると思います。
ところが、どうしても、その人の障害の部分や弱い部分を修正しようとする人もいます。そうした関わり方に苦労をしている本人・当事者はどのように感じているのでしょうか。いろいろな体験や考え方をお伝えする特集です。

2015年8月号「巻きこまれてしまう関係」(102号)

コンボがときどき行っている読者アンケートでは、ストレスを感じる理由や気持ちがマイナスになる理由の1位は常に人間関係によるものです。人間関係がストレスに感じる最大の理由の一つは、お互いに巻きこまれてしまい、その関係が悪循環のようになってしまうことです。
この号は、「巻きこまれてしまう関係」は、自分自身が悪いのではなく自然のことであること、そうした体験があるからこそ、よりよい関係を考える事ができることを伝える特集です。

2014年10月号「決めつけないでください」(92号)

精神疾患を患う人が、周囲に理解ができない行動をすることは、すべて「問題」なのでしょうか。まわりの人には理解ができなくても、本人にとっては、その行動の理由があるかもしれません。この特集は、「問題だ」と決めつける前に、その行動を理解する大切さを伝える特集です。

2009年8月号 人づきあいってムズカシイ(30号)

人づきあいってムズカシイですね。そこで、まわりの人との関係をもっとよくするには、どうしたらよいのかを考えてみました。
家族や友人、主治医などとのつきあい方、コミュニケーションのコツ、を学ぶことができる特集です。