生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患

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生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患  (392)

定価(税込)
¥1,980
販売価格(税込)
¥1,980
在庫状態 : 在庫有り

  前代未聞!日本で初めて体験者だけが作った精神疾患の教科書  

A5判 216ページ

編著 YPS横浜ピアスタッフ協会/NPO法人コンボ/蔭山正子
監修 夏苅郁子(やきつべの径診療所・児童精神科医)/笠井清登(東京大学大学院・精神科医)

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【こんな本です】 体験者だけで精神疾患の教科書を作らなきゃいけない。お医者さんも気づかない、体験者じゃないと絶対にわからないことを伝えなくてはならないから――。
そう考えて、コンボがその無謀なチャレンジを始めたのが2019年2月。体験者だけでの教科書作りは実に困難を極めました。体験者は経験を書くことはできても、精神疾患を解明するような一般化した文章を書く訓練はしていないからです。その困難を乗り越え、4年半の歳月をかけてついに完成したのがこの本です。
実をいうと、当事者や家族に読んでもらうために企画した本ですが、できあがってみたらお医者さん・専門職や支援者にも読んでもらいたい本になっていました。なぜなら、お医者さんですら気がつかなかったさまざまなことを体験者の視点からひも解いているからです。
 精神疾患がもたらす生きづらさ、そしてその生きづらさをどうやったら軽減することができるのか。それがこの本のテーマです。
200ページを超える本ですが、読み始めたら止まらないと思います。体験者だけが書いた前代未聞の精神疾患の教科書。ぜひお読みください。


この本のくわしい内容(この上の試し読みもご覧ください)

第1部 リカバリーの覚醒第1章 まわりの人の許可の中で生きる
私たちはなぜいるのか
お医者さんや専門職は症状の悪化は好まない

第2章 リカバリーの覚醒

私たちには語るべきストーリーがある
リカバリーは症状が悪化してもOKなのだ
リカバリーとピアサポート

第2部 私たちにとっての精神疾患

第3章 精神疾患って何だろう?

私たちの視点から精神疾患をひも解く
世間にとっての精神疾患…得体の知れぬ病/仕組みがわからないゆえに
私たちにとっての精神疾患…―人の要素の一つ
世間と私たちのズレ…なぜズレは生じるのか
世間と私たちのズレ…精神疾患のある人の 捉え方
世間と私たちのズレ…症状や診断という目印
私たちの側から…症状よりも生きづらさに注目

第4章 「生きづらさ」って何だろう?
生きづらさとは?
つらさをわかってほしい
わかってもらえないつらさ
世間と私たちとの意識のギャップ
つらさを認めてもらうには

第5章 私たちにとっての診断
私たちにとっての診断…そのメリットとデメリット
診断名は変わることもある
診断名で自分が変わるわけではない
精神疾患や精神障害を受け入れるということ
受け入れる方が症状の回復がいい
どうやったら受け入れられるのか?

第6章 私たちにとっての精神疾患の経過
精神疾患に気づく…状態の自覚
症状があっても医療機関にかからない人もいる
体調の大きな変化…自分ではコントロールで きない時期
まわりの人の目
回復への準備…疲れがどっと出てくる時期
精神疾患とつき合う…少し落ち着いてくる時期
活動を始める…病気や障害を受け入れる

第7章 私たちにとっての症状
症状とは私たちのもの
私たちの症状は理解されにくい
私たちは疲れやすい
「幻聴」「幻覚」「妄想」など存在しない
自分に起きていることを伝える困難さ
私たちにとっての症状とは何か
症状はコントロールできるのか?
症状は自分を守るためという側面がある
言葉は人の意識を誘導する

第8章 症状を改善する
私たちなりの症状の改善
症状の原因を探す
長い目で見た症状改善
再発を恐れない
環境を調整する
自分から変わる工夫
社会資源を活用する
自分で申請しなくてはならない
自分でできるさまざまな症状改善法
すべての症状を改善させる必要はない
コラム DIY発想で自ら局面を打開する

第9章 リカバリーと再発予防
再発予防第一主義とリカバリー
「再発をしないように」がプレッシャーに
「再発予防第一主義」は時代遅れではないか?

第10章 私たちと薬とのつき合い
薬とのつき合い方は妥協をしないでほしい
診断の結果、薬が処方されたら
薬へのさまざまな気持ち
服薬しても改善しない場合
だからコミュニケーションが大切
技量と勉強が不足したお医者さんは困る
私たちも治療ガイドラインを読むことができる
担当医との「収穫」のある診察を
薬は味方なのか敵なのか
検査を必ず受けよう
私たちは突然死をなくしたい
自分を守る方法
薬をのんでいる人には検査が必要(体験談)
いい感じになっても
私たちが薬といい関係でいられる方法
信頼できる担当医との出会い
コラム ブラックな精神科病院

第3部 いい感じの私たちになる

第11章 改めて「生きづらさ」を考えてみる
症状の改善と生きづらさから解放…その違い
いい感じとは何?
風が変わり始めた
第12章 いい感じの私たちになる
いい感じについて考えてみる
「自分で決めること」ができなくなる
自分で決める人、決められなくなる人の分かれ道
自分で決める覚悟、そして自己決定
自己決定の喜び
自己決定はなぜ大切なのか?
自分を見つめる
マボロシの壁を乗り越える
やりたいことがわからない
とはいえ自己決定は大変です
仲間がいることの大切さ
自分を信じること
世界の仲間とともに

第4部 リカバリーよなくなれ!

第13章 管理とリカバリーの分類
管理はリカバリーの邪魔をする
お医者さんや専門職にとってのリカバリー
リカバリーに分類が必要なのか?
第14章 リカバリーがなくなる時代

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