役所とこんなつきあい方、こんな工夫をしています(本人)


こころの元気+ 2014年6月号より


特集6
役所とこんなつきあい方、こんな工夫をしています


電話とメールを活用して

静岡県 華月さん


私はお役所をかなり使いこなしています。
自治体ではメールの問い合わせなどを受けていることもあります。私はこれをフルに利用しています。
何か制度的に納得ができないことがあればメールで問い合わせます。
窓口と違い、法的に細かくていねいに返事が返ってきます。自分の知らなかったこともたくさん教えてもらえます。電話よりも対応がていねいだと思います。

窓口を利用するのであればメモを用意して、自分の聞きたいこと、要望などを細かく書いておき、それを担当の人に渡します。
要点をはっきりさせておくのも大事です。

それから、いきなり役所へ行くのではなく、事前に電話で必要書類などを確認しておくことも必須です。
そして、電話やメールですませられるものはすませてしまう、けっこうそれで片づくものもありますよ。


場数で慣れます

大阪府 上原博史さん


私は暇なときに役所の情報が掲載されているガイドブックや広報紙に目を通しています。
あらかじめ知識があるとスムーズに事が運ぶし、自分も安心できるからです。

役所の雰囲気は銀行に似ていて、私も慣れるまでは緊張しました。 特に生活援護課は生活保護の窓口なので、物々しい雰囲気が漂っています。正直言って怖いですし、びびります。
場数を踏んで、独特の空気に慣れるしかないのでしょう。

提出する書類に関しては、できるだけコピーをとって出すようにしています。
書類は家でていねいに書いて仕上げます。

手続きでわからないことがあれば、電話で確認します。
電話をかけるときは、メモに要点を書き出して話すようにしています。
行政の職員の対応は、ずいぶん親切になったと感じます。
役所をうまく利用すると心強い味方になるので、じょうずにつきあっていきたいものです。