コンボの動き 「生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患」を出版


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2023/10/23発行
生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患」を出版

筆者丹羽大輔(コンボ)

 

当事者だけが書いた前代未聞の本

コンボは、日本で初めて当事者だけが書いた精神疾患の教科書生きづらさをひも解く 私たちの精神疾患』を2023年10月23日に発売しました。

 この本は、当事者・医師・家族・まわりの人達によって精神疾患のとらえ方が違い、そのズレが生きづらさを生み出すことを明らかにします。
そして、どうすれば生きづらさを減らし、「いい感じの自分」になれるのかを伝えます。

 当事者の主観をベースにした内容なので、医師が書いた本とはずいぶんと違います

 たとえば医師は、科学的根拠をベースに薬を欠かさずにのむことを強調します。
ところが、多くの当事者は薬をのみたいとは思いません。

 この本では、まずそれを肯定し、そこから出発します。
必要性を自分自身で学び、考え、のむ・のまないは自己決定し、その結果は自己責任で受け入れることを伝えます。

 また医師は、できるだけ再発をしないような生活様式を強調します。
 しかし、それでは再発をした場合、本人の自己肯定感を下げてしまいます。

 この本では、病気の再発も肯定します。
そして、その再発から何を学ぶのかを考えることを促します。

――これらは、本書で伝える、これまでの精神科医療のあり方とは異なるものの一部ですが、当事者の視点からでないと見えてこないことです。
 この本を読んだ方達が、自信と希望を持って生活がおくれるようになることを願っています。

 

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