おつきあいしているときこんなことで困りました(本人)


こころの元気+ 2014年2月号特集より


特集8
おつきあいしているときこんなことで困りました

恋にあこがれていたときにはなかった悩みごとが、実際に相手とつきあい始めると生じてきます。
そんな困ったことに関して、こんな声が集まりました。


結婚は本人たちだけの問題ではなかった
(神奈川県)Koharuさん


私は、つい最近まで、インターネットで知り合った彼と約2年間おつきあいをしていました。
彼はとても元気な人で、私の病気を知るよしもありませんでした。
私も、初めのうちは病気を隠して健常者のフリをしていましたが、いつもきらわれまいかと元気を装うことに必死で、不安でした。

おりをみて病気をカミングアウトしたのですが、子どもがほしい彼には、複雑だったようです。
病気を持っていても子どもを持つことが可能なことはわかります。でも、私には少し荷が重く感じられました。
健全な人は健全な人の中で過ごしており、子ども、家の購入、介護など、悩みもひとしおだということに気がつかされました。
それでも、彼が好きでしたので、逆プロポーズもしましたが…。

答えは、いろいろ考えてくれた末の”No”でした。
その一番の理由は、やはり子どもを持つことに対する価値観の相違や、私の病気に対して理解をしてもらえなかったことがあります。
それに加え、結婚というのは本人たちだけの問題ではないことを、おつきあいが深まるにつれ痛切に感じさせられました。
仮に彼がOKだったとしても、彼のご家族や周囲の人たちにも病気をわかってもらう必要があり、いろんなことを考えると疲れてしまいます。
いまだ、答えは出ていません…。

 


束縛が多くて
(埼玉県)ぽっちさん


3年前、当事者同士でおつきあいしていました。
普段の彼はとてもおだやかないい人でした。

しかし、私がほかの友人とつきあうことをいやがり、束縛することがとても多かったです。
特に異性の友人と飲みに行くのはもちろん、会話の中に登場させるだけで、とてもいやな顔をして「僕と友人どっちとるの?」みたいなことも言われ、彼とつきあっているときには、行動範囲が狭くなりました。
当事者同士だからというよりも精神的DVにあっていたのかと、今は思います。
今度は、私と私のまわりも受け入れてくれる方とおつきあいしたいです。

 


人にプレゼントするのが好きすぎ?
(東京都)くまりんさん


彼の人間味に魅かれて、太りぎみの私のほうから“やせるから、正式におつきあいください”とカードを渡しました。
デイケアの終了後に、一緒にギャラリーをまわったり、ランチやお茶に行って楽しみました。
ランチやお茶は割り勘でした。

ところが、あるときから「貢ぐ君」とわかり、困ってしまいました。
夏の朝は、必ずといっていいほどペットボトル1本。
年の途中の、何でこんなときにという時期に手帳。
私が大切に使っている腕時計を持っていることを知っているのに、しかも、記念日でもないときに腕時計などなど。
ペットボトルは「いつもありがとう」と言いつつもらってしまいましたが、手帳や腕時計は、デイケアの彼の担当のスタッフに相談して返しました。

他人にプレゼントするのが好きなのかもしれませんが、生活保護を受けているのなら、もっと自分のためにお金をかけたほうがいいのではと思ったからです。
結局このおつきあいは、長くは続きませんでした。