コンボの動き こころの元気+活用セミナー・第71回こんぼ亭


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vol.88 コンボが主催・開催した活動や今後の開催予定です。


○2021/2/20と3/13
こころの元気+活用セミナーの報告
コンボ事務局

コンボでは、2021年2月20日および3月13日の2回にわたり、「こころの元気+活用セミナー」を競輪の補助を受けて開催しました。

第1部「みんなで元気+」
 このセミナーは、第1部が「みんなで元気+」というプログラムで、「こころの元気+」をグループで活用するにはどうしたらよいかを考えるものです。
第1回目の2月20日には、病院のデイケアで活用している鷹岡病院の中村正子さん、北海道の事業所「ピアデザイン」の矢部滋也さんから、どのように活用しているか話していただきました。
第2回目の3月13日にはピアグループで活用している「よつば」(埼玉県)の片山理さん、長崎ウエスレヤン大学の授業で活用している力久愛さんからご発表いただきました。

第2部「こころの元気+まつり!」
 第2部は「こころの元気+まつり!」というプログラムで、連載の執筆者が連載とは一味違う発表をしてくれます。
第1回目の2月20日には、まず、「おこまりですか? では他の人に聞いてみましょう」。
「コロナのことが不安」「親孝行はどうすればよいの?」など3つの質問に対して、5人の当事者が回答。
続いて「つっちーのショーガイ学習」は、土屋徹さんから障害があっても元気で暮らすための極意をさまざまな事例を通じて紹介していただきました。

第2回目の3月13日は、まず、「いい感じで薬とつきあう」の連載執筆者、渡邉真里子(精神科医)さんをはじめ、3人の薬剤師や看護師が生活上の薬の素朴な悩みに回答。
そして、プログラムの最後は、1月号から始まった「じょうずにかわす怒りの気持ち」の筆者、安保寛明さんとコンボ共同代表理事の佐々木理恵さんが、生活上の怒りとどのように向き合っていけばよいかを話していただきました。

2回の企画は、オンラインで開催をいたしましたが、参加者からの意見や質問を発表者がチェックをしながら紹介するなど、オンラインならではのよさを最大限に発揮することができる企画となりました。


○2021/2/27
第71回こんぼ亭 ※こんぼ亭とは
「人と違っていても大丈夫」報告

コンボ事務局

2021年2月27日、こんぼ亭「人と違っていても大丈夫 心が楽になる人間関係とコミュニケーション」をオンライン(ZOOMウェビナー)で開催しました。
今回も前半は、お客様の斎藤環さん(「ひきこもり」を専門とする精神科医 さいとうたまきさん)と與那覇潤さん(双極性障害を経験した歴史学者 よなはじゅんさん)の対談形式でトークをくり広げていただきました。
また後半のトークライブでは、対談を聞いていた参加者からの質問に答えていただきました。
開催後のアンケートには、次のようなご意見が寄せられました。

アンケート(一部抜粋)  (※他のアンケート内容は→コチラ)
●與那覇さんが「安定している」理由に、大笑いさせてもらいました。
笑いは大事ですね。コロナとそれに伴うオンライン中心の生活にうつうつとしていました。
講師お2人が、その辺の違和感を明確に言語化してくださったことで、気分が晴れました。(匿名)

●日頃、自分が伝えたいことが、周囲にうまく伝わっていないと感じることが多いです。
そして、それを『自分の落ち度=自分はダメだ』と変換し、その思いをかかえこんでいました。
こんぼ亭のお話を通し、私は自分が悪いと思いつつも、過度に相手に期待しすぎていたかもしれない、『わかってほしい』がかなりの重さで相手にのしかかっていたかもしれないと、ふと思いました。
まだ言語化できない思いが、ぐるぐると渦巻いています。
ゆっくり、少しずつ噛みしめて落としこんでいこうと思います。(かたつむりさん)

●最後に具体的なコミュニティの場所を知れてよかった。
斎藤環さんには若者のひきこもりの関係性や與那覇さんには入院中の話とかも聞きたかった。
普通とは何なのか、一般の人と精神の人の境界線とは何かとかも聞いてみたい。
(ケンさん)

●新しい気づきのあるキーワードが出てきた。
逆カミングアウト、安心できる場と人が出たり入ったりする環境の大事さ、ジョーキング・リレーション(冗談を言い合える仲)、敬意ある好奇心! 深まりました。(だいすけあさん)

●(前半の)対談の中で、いろいろな気づきがありました。
また(後半の)質問への回答のところで、齋藤先生の「家族間では敬意ある関心、好奇心が関係を広げる」「ほどほどの距離間があって冗談が通じる関係が好ましい」というところ、なるほどとうなずけました。(タヌさん)

※オンラインこんぼ亭に参加されたことのない方のために、以下のようなサイトを作りました。一度ご覧ください。

オンラインこんぼ亭に参加するには

こんぼ亭へのよくある質問

 

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