【開催日】2016年12月17日(土)
【時 間】12:30開場 13:00~15:30(30分程度延長する場合があります)
【参加費】事前申込み 3000円(コンボ賛助会員は2000円)/当日 3500円
【事前申込】事前申込みの締切日:12月9日(金)
【場 所】かめありリリオホール(東京都葛飾区亀有3-26-1)→地図はコチラ
最寄り駅 JR常磐線、東京メトロ千代田線 亀有駅南口(イトーヨーカドー9階)
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信頼できるお医者さんに早くたどり着きたい! 演者紹介
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◆夏苅郁子(なつかりいくこ):やきつべの径診療所 児童精神科医/【関心を持っていること】当事者も家族も医療者も、希望の持てる精神科医療
◆菊地俊暁(きくちとしあき):杏林大学医学部精神神経科学教室講師/【関心を持っていること】患者さんにどの治療がよいのか、治療の個別化・最適化
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お話の概要
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コンボの調査では、4割の方が信頼できるお医者さんにたどり着くまでに5年~10年以上かかり、5割の方が4回以上担当医を変えています。信頼できるお医者さんはどこにいるのでしょうか?
また、多くの方が「担当医とのコミュニケーションが一番苦労する」と感じています。それは患者さんの問題なのでしょうか? それとも医師のコミュニケーション能力の問題なのでしょうか?
それぞれの医療機関では、医師がどのような態度をとり、どのような治療を行っているのでしょうか。医療の実態とはどのようになっているのでしょうか?
今回のこんぼ亭は、お医者さんの立場から、このような問題をテーマに全国調査を行ったお二人にお話しをうかがいます。
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夏苅先生からのメッセージ
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私は、うつや摂食障害で苦しんだ経験があります。副作用がひどく、薬を捨ててしまったこともあります。今は精神科医ですが、家族から「息子が薬を捨てている」と打ち明けられたこともあります。そうした経験から、医師から見た患者・医師関係と患者・家族が思う医師との関係には大きな差があると感じます。家族の方から「担当医とのコミュニケーションが一番苦労する」と言われ、医師のコミュニケーション能力を当事者・家族に評価してもらう全国調査を実施しました。そうした自らの体験や調査からわかったことをお伝えします。
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菊地先生からのメッセージ
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皆さんはどこの医師にかかったらよいか迷ったことはありませんか? その声に応えるべく、精神科医療の「見える化」を目指してコンボと共に調査を行いました。それぞれの医療機関で、医師がどのような態度や治療を行っているのかが分かれば、受診をためらわなくて済むかもしれません。本講演では、調査を通じた結果からどのようなことが言えるのか、医療の実態とはどのようになっているのかについて皆さんと検討してみたいと思います。医療関係者だけではなく、患者様やそのご家族にも意見を伺えればと考えています。
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