第36回こんぼ亭「心はどれくらい脳なのか?」


itokawa
▲チラシをクリックすると、大きくなります。
こんぼ亭初の大阪興業!
【開催日】2016年1015日(土) 無事終了いたしました。ありがとうございました。
【時 間】12:30開場 13:00~15:30(30分程度延長する場合があります)
【参加費】事前申込み 3000円(コンボ賛助会員は2000円)/当日 3500円
【事前申込】事前申込みの締切日:10月10日
【場 所】大阪社会福祉指導センター 地図(PDF)はこちらをクリック
地下鉄谷町線・長堀鶴見緑地線 谷町六丁目(4番出口)
地下鉄谷町線 谷町九丁目(2番出口)

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心はどれくらい脳なのか? 演者紹介
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糸川昌成(東京都医学総合研究所)
――統合失調症の原因を究明する研究者であり、臨床家。
――脳ではなく、体に作用する薬を開発中。
――母親が統合失調症という、家族の立場でもある。
itokawa 2016
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糸川先生のお話の概要
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――近代科学は「心は脳にある」という前提で進歩
――心の持ちようとは、脳のありよう
――心の不調は脳の不調だから、脳を研究して脳の原因を解明する
――発見できた原因を取り除くと、心の調子が戻る
――でも、脳は取り除けないので、原因を消す薬を開発する
――薬で原因を消すと、心の不調が治ると考えた…
――尊厳とは、脳がどういう状態? 自尊心とは、脳のどこにある?
――心にはあって、脳にないものがある!
→→→薬は脳に効くので、心の脳ではない部分には効果がない
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くわしい内容
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心はどこにあるのでしょうか。10歳の娘に訊いてみたら、「身体ぜんぶ!」と答えました。頭か胸のあたりでも指すのかと予想していた私には、意外な答えでした。
現代人だったら脳と答える人が多いのではないでしょうか。だって、脳がなければ聞こえないし見えないので、悲しかったり嬉しかったりもできない。だから、「心の病」は「脳の病気」なんだと考える。脳に効く薬が、心を治すはずと。
ちょっと待ってください。たとえば、夫婦喧嘩しているカップルの脳は、とっても興奮しています。では、夫婦喧嘩は脳がしているのでしょうか。脳に効く薬を飲めば、夫婦円満になるのでしょうか。いいえ、夫婦喧嘩は夫と妻の「関係性」で生じる現象です。怒りや不満に脳が関わってはいるけれど、脳は夫婦喧嘩の一部だけでしかありません。
たとえば、尊厳というタンパク質はない。自尊心という化学反応もありません。尊厳とは、目の前の人をかけがえのない存在として大切に丁寧に遇したとき、遇された相手と遇した自分との間に発生する共鳴現象のようなものです。
心は脳より大きい。すなわち、心には脳の部分と、脳以外の部分があるようです。(糸川昌成)

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事前申込のお申し込み方法
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くわしくはチラシをご覧ください(コチラをクリック) チラシの裏面に申込用紙があります。

①参加費を郵便局の青い振り込み用紙でお振り込みください。
口座番号 00280-4-116662 加入者名・・・こんぼ亭

②お名前・ご住所・電話番号・ファックス番号・メールアドレス・コンボの賛助会員は会員番号・イベントの題名を、ハガキ、電話、ファックス、メール(comhbotei@gmail.com)のいずれかでご連絡ください。
※お振り込み後に参加費は返金ができませんので、ご注意下さい。