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SSTで広がる人と人の輪


コンボのトップページへ戻る  2026年6月号「こころの元気+」より


どんなふうに伝えればいいんだろう?
〈連載について→コチラ〉 

第15回 
断われない人達


筆者:池淵恵美
神経科土田病院/帝京大学名誉教授

誰でも参加できるSST

今日は月2回の「誰でも参加できるSST」の時間で、6人の参加者が集まりました。
お茶とお菓子でくつろぎながら、最近あったことをめいめいに話してもらいます。


高齢の母親の愚痴(吉川さんのケース)

吉川さん(50代の女性)は、80歳を超えた母親と一緒に暮らしています。

母親は友人とカラオケに行ったりと元気なのですが、さすがに体のあちこちが痛かったり不自由だったりして、もっぱら吉川さんに愚痴をこぼします。
カラオケの友人のこともよく愚痴っています。

吉川さんは「愚痴を受け止めてあげたいと思うんだけれど、いつもなので、イライラしたり、昔のしっかり者の母親とは違ってしまったと感じてがっかりしたりで、なかなか共感できない。それで、そのあと落ちこんでしまう」と言います。

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