戻る

SSTで広がる人と人の輪


コンボのトップページへ戻る  2026年3月号「こころの元気+」より

どんなふうに伝えればいいんだろう?
〈連載について→コチラ〉 

第12回 
入院中の仲間とのつきあい方


筆者:池淵恵美
神経科土田病院/帝京大学名誉教授
 

入院中の病棟でのSSTの時間です。
30代の理恵さんから、「仲よくなった人とのつきあい方で困っている。どうしたらよいか、みんなの意見がほしい」と発言がありました。


理恵さんからの相談

 

病院の隣りのベッドでよく話をしていた同じ年頃の由美子さんは、最近退院して1人暮らしになり、さびしいので毎日のように電話があるのだそうです。
ちゃんと食事や入浴や外出の時間は避けて電話してくれるのですが、理恵さんが大好きな相撲の時間にかかってくるとのこと。

少しずつ深刻な相談が増えて、最近は「死にたくなる」などと言われるので、「外来で相談したら」と言ってみるけれど、相手は理恵さんにすっかり頼り切っているようなのです。
心配だし気の毒でずっと話を聞いているが、毎日30分以上の電話になっているので、とても疲れるし、こんなことしていていいのかすごく不安だということでした。

戻る 続きを読むには賛助会員になってログインしてください。