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トラウマインフォームドアプローチ チームで広がる可能性


第2回 (※連載について→コチラ)
トラウマインフォームドアプローチとは?

今回の著者
片山皓絵(かたやまひろえ)
長谷川メンタルヘルス研究所 公認心理師・臨床心理士)

 

前回は連載の概要と執筆者チームの自己紹介をしました。
今回は、改めてトラウマやトラウマインフォームドアプローチ(以下、TIA)とはどのようなものかについて考えたいと思います。
TIAの(インフォームド)は「その理解を組みこむ」というような意味で、トラウマの理解を組みこんだアプローチということになります。

アメリカの薬物乱用精神保健管理局(SAMHSA:サムサ)は、TIAの考え方が共通認識として広がることをめざして、
『SAMHSAのトラウマ概念とトラウマインフォームドアプローチのための手引き』を発行しています。

その手引きにもとづいて、トラウマやTIAの考え方を見ていきます。


トラウマとTIA

トラウマは誰でも体験しうるもので、長期的な悪影響をもたらしますが、実際に支援につながる人は少ないのが現状です。
また(強制)入院などのサービス自体がトラウマの再体験を引き起こすことがあり、公的機関やサービスシステムにおける業務の見直しが必要とされています。

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