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セルフ・コンパッション手習帳


→コンボのトップページへ戻る  ▼2026年10月号「こころの元気+」より



自分によりそう毎日 〈連載について→コチラ〉 


第6回 
セルフ・コンパッションと3つの流れ


筆者:水野雅之
筑波大学人間系心理学域
(スチューデントサポートセンター学生相談室)准教授
 

▼今回のポイント
●コンパッションにはセルフ・コンパッションの他に、他者へのコンパッションと他者からのコンパッションがある。
●3つのコンパッションのバランスがとれていることが重要である。



今回は少し視野を広げていきます。

▼あらためてコンパッションとは?

コンパッションとは、そもそもどのような意味でしょうか?

セルフ・コンパッションの恐怖の回(8月号の第4回)にも登場したポール・ギルバートは、コンパッションとは、「自分や他者の苦しみに気づき、その苦しみをやわらげたり防ごうとしたりすること」と定義しています。

つまりコンパッションとは、苦しみに気づいたうえで、それを「何とかしたい」と行動したり、行動したいと思ったりすることだといえます。
 

▼コンパッションの3つの流れ

コンパッションには、実は3つの流れ(方向性)があります。

セルフ・コンパッションは自分から自分へのコンパッションでした。
この他に、自分から他者へのコンパッションと、他者から自分へのコンパッションの2つの流れがあります。
そして、この3つのコンパッションのバランスがとれていることも重要であるとされています。

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