戻る

性をタブーにしない


コンボのトップページへ戻る  2026年8月号「こころの元気+」より



第16回 〈連載について→コチラ〉 
悩みや体験談④
男性更年期・PMS、PMDD


回答者:日下桃子(助産師)
湘南医療大学 保健医療学部 看護学科

回答者:高橋幸子(産婦人科医)
医療人育成支援センター・地域医学推進センター/産婦人科 助教

※精神疾患のある人の性と生殖に関する健康と権利のホームページ


男性更年期障害

読者からのコメントです。

◆読者より
30代後半を過ぎた頃から、理由のない倦怠感と、何事にも意欲が湧かない「心のどんより感」に悩まされています。
かつては感じていたはずの性的な衝動もすっかり影を潜め、自分の身体が以前とは別の、どこか無機質なものに変わってしまったような感覚です。
いわゆる「男性更年期」のような症状だと頭では理解していても、いざ自分の身に起こると、それがホルモンのせいなのか、単なる加齢や甘えなのかわからず、自分を責めてしまいます。

 

 

お悩みの中で『男性更年期』という言葉が出てきました。

女性の更年期は平均50.5歳といわれる閉経の前後数年にわたり、さまざまな心身の不調が起きる時期ですが、男性の更年期は明確な年齢や時期は決まっておらず、加齢に伴う性欲の低下や身体のさまざまな不調のことを指すようです。

日本における男性更年期障害(LOH症候群)の指針である『LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き』(日本泌尿器科学会/日本メンズヘルス医学会)には次のように書かれています。
「血清テストステロン値は、20~30歳にピークとなり、30歳以降は加齢に伴って漸減し、年間約0.4~1.0%低下するとされている」

男性らしさや男性の性欲や生殖機能に深く関わるホルモンであるテストステロンの分泌は…

戻る 続きを読むには賛助会員になってログインしてください。