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SSTで広がる人と人の輪


コンボのトップページへ戻る  2026年5月号「こころの元気+」より


どんなふうに伝えればいいんだろう?
〈連載について→コチラ〉 

第14回 
自分だけ」と思ってしまう


筆者:池淵恵美
神経科土田病院/帝京大学名誉教授
 


病棟でのSST

今日は病棟でのSSTの時間です。
皆で知恵を出し合って練習する楽しい時間です。
 

いつも取り残される

リーダー「どなたか『こんなときはどうしたらいいんだろう?』と思っている人はいますか?」
崇さん「はい。いつも自分だけ取り残されて『まただ』と悲しくなるんです」

リーダー「最近ではどんなことがありましたか?」
崇さん「病棟での防災訓練の緊急放送で『防災訓練です。火災報知器が作動しました。急いで避難してください』と言っていました。前の病院では緊急放送の後、職員の人がやって来て誘導してもらい階段から避難の訓練をしたので、靴を履いてベッドに腰かけて、財布とかも持って避難の声かけを待ってました。しばらく待っても誰も来ないし…

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