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べてるの家の当事者研究


コンボのトップページへ戻る  2026年3月号「こころの元気+」より


第227考(連載について→コチラ)
弱さを力にする実践


筆者:宮野真央(べてるの家のスタッフ自助グループ「ナサスタ」)

☆キーワード  
ナサスタ 弱さを力にする実践 情けなさ 分かち合いの場 仲間


はじめに

浦河べてるの家(以下、べてる)には、苦労や経験を語り合って、当事者研究をしているスタッフの誰でも参加できるピアサポートグループがあり、自分達で「“情けない”経験を持つスタッフミーティング」通称「ナサスタミーティング(以下、ナサスタ)」と呼んでいます。

べてるでは、「弱さを絆に」の理念のように、“情けない経験”を含めた「弱さ」は、人と場にとって大切な“宝”であり、“リソース(資源)”であるという伝統があるところから生まれたミーティングです。

ナサスタのメンバーは、べてるで支援スタッフとして働いていますが、幻覚妄想の世界にふり回されたり、調子が悪くて爆発しそうになったりしているメンバーばかりではなく、共に働くスタッフや“自分”とのつきあい方などにかかえている苦労を出し合ってミーティングをしています。

そして私達の“情けない経験”が時にはさまざまな人間関係や支援の場に活かされています。

 

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