→コンボのトップページへ戻る ▼2025年12月号「こころの元気+」より
筆者:安保寛明(山形県立保健医療大学 看護学科 教授)
〈ワンポイント動画は→コチラ〉
こんにちは、安保です。
前回は「注意」「集中」「感情」などのキーワードを手がかりに、自分のコンディション(調子)をふり返る方法を紹介しました。
今回はさらに一歩進んで、「自分に声をかける」ことでコンディションの低下に早めに気づく工夫を紹介します。
▼自分に声をかける!
人は他人に声をかけられると「あ、元気ないんだな」と気づくことがあります。
実は同様に、自分で自分に声をかけることでも状態の変化に気づきやすくなります。
たとえば
「ちょっと疲れているかもよ?」
「最近、楽しめている?」などと自分に問いかけることで、ふだんなら見過ごしてしまう小さな変化に注意が向きます。
『こころの元気+』でも紹介された「セルフ・コンパッション(自分をいたわること)」(※)がとても大事です。
(※2024年5月号(207号)特集「自分のためにセルフ・コンパッション」は→コチラ)