→コンボのトップページへ戻る ▼2025年11月号「こころの元気+」より
筆者:安保寛明(山形県立保健医療大学 看護学科 教授)
〈ワンポイント動画は→コチラ〉
こんにちは、安保です。
前回は「自分の調子に気づかない」をテーマに、ふだん受け流せる言葉に反応してしまう場面を紹介しました。
今回は続きとして、「自分の調子(コンディション)に気づくための工夫」を紹介します。
▼心の調子は「見えにくい」
体調や心の調子は、目に見えにくいものです。
頭痛や熱のような不調なら気づきやすいですが、精神的なコンディションの変化は、
「少し集中できない」
「何だか気持ちが落ち着かない」といった曖昧な形で現れることが多く、見逃しやすいのです。
そこで役立つのが、心の状態を示すキーワードを持っておくことです。