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発達障害 空気を読まずに、言いたい放題


このコーナーは、発達障害のさまざまな当事者、支援者の方に、言いたいことを伝えてもらうリレー連載です。
連載について→コチラ


第72回
学校は誰のためにあるのか

著者:片桐政勝さん
ひらく ~あづみの不登校を考える親の会~  共同代表

 

私は、長野県安曇野市で『ひらく』という不登校の子を持つ親の会を主宰している片桐政勝と申します。
仕事は障害のある人の支援を通じて地域づくりを行う社会福祉法人アルプス福祉会に勤めています。

わが子の登校拒否を通じて、同じ立場の親同士が思いを語る場が身近なところにないことに気づき、困り、ほしいと願い、同じ思いを持った2つの家族で『ひらく~あづみの不登校を考える親の会~』を始めました。

私達の会は、不登校の子を持つ親だけではなく、支援者や不登校経験者、興味関心のある方も参加します。
そして、子の近況を報告し合ったり、学校や居場所の情報を情報交換し合ったりしていますが、中でも多く話される内容が学校に関する話題です。

 

親の会の話題から

「授業中に動き回っている。他の子とのトラブルが絶えない」等の学校でのできごとを聞かされ、
教員から「発達障害を疑うので医療機関に行って診断をしてもらってください。場合によっては薬が必要になるかもしれない」と言われたので医療機関を受診しました。

私も確かに育てにくさを感じていたので…

 

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