戻る

特集5「自分らしさ」について私が言えること


コンボのトップページへ戻る  2026年3月号「こころの元気+」より


筆者宇田川健
認定NPO法人地域精神保健福祉機構
代表理事
 

誰が…

私の私らしさを考えるとき、なぜかゾッとします。
特に、「宇田川さんらしい」とか「宇田川さんらしくない」などと言われると、ゾッとします。
それ誰が決めてんの?」と思います。

宇田川健の宇田川健らしさを宇田川健が考えるなんて、ぐるぐる回るだけで、どう考えても何も見つからない。
むしろ宇田川健の宇田川健らしさは、誰か他の人の評価を受け入れることなのかもしれないと思っています。

精神科の自然治癒力って、ピアサポートをとおしてアイデンティティを再確立することと思っていますが、自分としては、「アイデンティティ(自己同一)なんて自他同一だよなと」思っています。
これ当事者同士だとぱっと伝わるんですよね。
まわりからの評価のかたまりしか、自分を規定するものはないと思います。

つまり「自分らしさ」なんて自分の中にはない。

戻る   続きを読むには賛助会員になってログインしてください。