→コンボのトップページへ戻る ▼2026年3月号「こころの元気+」より
筆者:横山勇貴
地域活動支援センター「こぶしの家」メンバー
経験専門家
▼余裕がなかった
「自分らしさがわからない」というテーマですが、僕の病気の症状がひどいときは、そんなことを考える余裕もなかったというのが正直なところです。
もちろん今も、もしかしたら当時も、自分らしく生きたいなぁ的なことがまったくなかったわけではないと思いますが、当時のことを思い出すと、毎日苦しくて目の前の悩みや今後の不安、これから先この社会で生きていけるのかという絶望感に苛まれていたのを思い出します。
▼もがき苦しんだ時代
高校時代に統合失調症と診断されて、それから20年近くになります。
僕の症状としては、ざっくり言うと「誰もが自分をきらっているんじゃないかという被害妄想によるものが主でした。
「自分は人より劣っている」という劣等感が常にあり…