→コンボのトップページへ戻る ▼2025年10月号「こころの元気+」より
筆者:竹田昌美(みぃたん)
ピアスタッフ
▼「始めるのがしんどい」
この言葉は、まさに、私が以前毎日思っていたことでした。
長くひきこもり、1993年に統合失調症と診断されてから20年、入退院をくり返し、「もう生きている意味なんてない」と思っていた私にとっては毎日が、
「何も始められない朝」でした。
心も体も動けないまま布団にくるまって、時間が過ぎていくのをただ待つような日々でした。
▼きっかけ
けれど、その長い冬のような日々の中で私の心を動かす“きっかけ”になったのが、「リカバリーストーリー」でした。