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特集5 経験をふり返り活かすことで自らの専門家になっていく


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筆者:佐々木理恵(呼ばれたい名前:りえちん)
WRAPファシリテーター


WRAP(ラップ)

皆さんは、WRAP(ラップ:元気回復行動プラン)(※1)についてごぞんじですか?
はじめて知ったという方は、この原稿を通じて、少しでもWRAPを知っていただけたらとてもうれしいです。

(※1:WRAP(元気回復行動プラン)とは、Wellness(元気)、Recovery(回復)、Action(行動)、Plan(プラン)の頭文字を取ったものです。困難な経験があったとしても、自分の元気や望む未来を自分でつくることができるという考えにもとづき、精神障害当事者でもあるメアリー・エレン・コープランドさんと、その仲間達の経験からつくられました。)
(ラップの基本的な解説書 ⇒『元気回復行動プランWRAP』

WRAPとの出会い

私は精神科への通院やデイケア通所、そして精神科への入退院を何度もくり返していた時期にWRAPに出会いました。
当時の私は自分に自信がなく(今、自信があるわけでもないのですが…)、ダメなところばかりが目につき、次々に訪れる状況の変化に圧倒される日々を過ごしていました。

そのような日々の中でWRAPに出会い、WRAPをつくるきっかけになったメアリー・エレン・コープランドさんの言葉に背中を押され、リカバリーの歩みを進めてきました。

 

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