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発達障害 空気を読まずに、言いたい放題


このコーナーは、発達障害のさまざまな当事者、支援者の方に、言いたいことを伝えてもらうリレー連載です。
(※過去の内容は→コチラ)


第65回
生きづらそうな女性達

著者:双葉うた子さん(福島県)
ツイッター:https://mobile.twitter.com/hutabanene1999

 

皆様はじめまして。
私はADHD(注意欠如・多動症)をもつシングルマザーです。
息子も発達障害でASD(自閉スペクトラム症)とADHDをもっています。

日々、自身の精神科の通院や息子の療育センターへの通院、個別支援計画書の作成をお願いしたり、それなりに悩み苦しむこともありますが、私は今、生きているだけで、息子がそばにいてくれるだけで幸せです。


知られていなかった発達障害

それというのも私は若い頃、あまりの生きづらさから自殺未遂をくり返し、リストカットや飛び降り自殺をはかり、そのたびに親には精神科や心療内科に連れていかれました。
しかし、その時代には「発達障害」というものはまったくといってよいほど認知されておらず

ADHDの診断はおりず、「うつ病」とされ、合わない薬ばかりを処方されてきたのです。


仕事を始めて

18歳になり高校を卒業すると1人で東京に出て仕事をし始めましたが、気が散漫で、頭の中ではいつも音楽が鳴り響き、雑音が気になり、集中して聞かなければならない人物からの指示がうまく入ってこない私には…

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