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薬理学超入門


→コンボのトップページへ戻る  ▼2026年10月号「こころの元気+」より



リカバリーのための薬理学超入門

〈連載について→コチラ〉 

第5回 薬の種類と量を考えるヒント


筆者:和氣洋介
万成病院 医師
日本精神神経学会 専門医
日本臨床精神神経薬理学会 専門医


▼今回の学び
●「薬が増える理由」を薬理学で考える
●「薬」には限界がある
●「薬の適正」を薬理学で知る

 


今回は「薬の種類や量」について薬理学の知識を使って考えてみましょう。

必要な薬の種類や量には個人差がありますが、多すぎても少なすぎても自立や回復を妨げてしまうかもしれません。
薬は多くても少なくても心配ですが、めざすのは「適正(=ちょうどいい)」ですね。


▼1:薬が多いのはなぜ?

多様な症状や別の病気、難治性(薬が効きにくい状態)などに対応するため薬が増えることがあります。

精神症状は神経伝達物質(ドパミン、セロトニン、ノルアドレナリンなど)の不均衡と関連し、この調整の一部をそれぞれ別の受容体(じゅようたい)が担っています
(⇨くわしくは9月号235号へ)。
多様な症状をおさえるため複数の受容体への作用の組み合わせが必要となると、薬の種類が増える場合もあります。

また、治療効果へのあせりや再発の恐れから…

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