戻る

家族のストーリー


コンボのトップページへ戻る  2026年4月号「こころの元気+」より


132回  
日常の1つひとつを重ねて
(※過去の内容は→コチラ)


筆者:瀬戸麻貴さん(妻&当事者)神奈川県

 

現在の私達

私は、夫と2匹の猫と一緒に神奈川県で暮らしています。

夫婦ともに精神的困難の経験をもつ当事者で、これまで支援職を経験してきました。
現在は、地域で生きづらさをかかえる方のサードプレイス「ぴあるく」という任意団体を運営しています。

出会った頃

夫が統合失調症の診断を受けたのは、20代の頃で、当時は被害妄想などの症状があり、入退院をくり返していた時期もあったと聞いています。
私が夫と出会ったのはそれから何年も経ってからで、現在の結婚生活は7年ほどになります。

出会った頃、夫は「今は特に症状はないと思う」「もしかしたら誤診だったのかもしれない」と話していました。
「電車で周囲の視線が気になる」と言うことはありましたが、それは誰にでもありそうで、私自身も深刻には受け止めていませんでした。


夫の言葉に…

ところがある日、夫が何気ない口調でこう言いました。

「電車に乗ると、個人情報をぬきとられて、LINEとかで拡散されちゃうじゃん。大変な世の中だよね、まったく」
思わず「え?」と聞き返すと…

 

戻る 続きを読むには賛助会員になってログインしてください。