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家族のストーリー


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119回  
『荒野の用心棒』とわが息子
(※過去の内容は→コチラ)


筆者:  寺澤元一さん(父親)東京都

 

中学時代に『荒野の用心棒』という西部劇映画を観ました。
クリント・イーストウッド扮する流れ者ガンマンが田舎町を苦しめる悪漢一味を苦闘の末やっつけるが、手柄を誇ることもなく、馬に乗って静かに町を去るという筋書きです。
主人公の強さとクールさがカッコいい。

最近私は、この主人公と同じような印象をわが息子から感じたことを紹介します。


息子の変化

息子は、今35歳。
高校時代に統合失調症の診断を受けて大学を中退。
ひきこもってから早15年。
その間通院と服薬を怠り、陽性期を迎えては入退院をくり返してきました。

しかし、2年前の保護入院を境に…

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