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ＪＫ、インドで常識ぶっ壊される

著：熊谷はるか
発行：河出書房新社

▼オススメの文の筆者は丹羽大輔（コンボ）

「すごい本を読んでしまったなあ」という思いが読後しばらく抜けませんでした。

読む前の私の先入観は、
「ＪＫ（女子高校生）が、インドで文化とか考え方の違いに困惑する話でしょ」というものでした。

読み始めて最初にしびれたのは、その文章の美しさとみずみずしさでした。
格調の高さを秘めつつ、時に女子高生ワードをぶっこんできて、でも、それがバランスがとれていて、その文体にうっとりとしてしまいました。

で、内容ですが、父の転勤でインドに行くことになり、不安と混乱と共にインドに到着。
見るもの聞くものへのカルチャーショックなどが綴られ…