戻る

べてるの家の当事者研究


第182考
「ささやき音」の研究

著者:星野典男(浦河べてるの家生活サポートセンター)
協力:撫養友希・武山竜大

 

はじめに

私達、武山・星野・撫養の3人は、社会福祉法人浦河べてるの家(以下、べてる)でソーシャルワーカーとして働いています。
普段は利用者さんの支援を行い、皆が集まる場で当事者研究やSSTの司会なども行っています。

べてるには去年就職し、早くも1年が経過しました。
その1年の間、私達は利用者さん達が持つ幻覚への苦労や、そのつきあい方などをたくさん聴き、大きな刺激を受けました。


研究の目的

べてるで働く中で、同期3人のうち星野が、
「自分の今までの人生で聴こえてきた『ささやき音』が、『幻聴さん』だったのではないか」
と思うようになりました。
そして、それは今でもときどき起きているのです。
べてるの当事者研究で…

 

戻る 続きを読むには賛助会員になってログインしてください。