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べてるの家の当事者研究


第178考
「1人でする」「2人でする」「離れた人とする」
当事者研究の方法 

著者:渡辺チャーミー躁子浦河べてるの家

 

はじめに

私は17歳で初めて精神科を受診して、それからずっと病院に通い続け、今は作業所に通っている躁うつ病(双極性障害)を患う46歳の女性です。

大阪に20年、奈良に20年住んできましたが、精神障害者がよりよく生きるために自分のことを学べる環境を求めて、北海道に移住。
「札幌なかまの杜クリニック」のデイケアに2年通って、2020年からは、当事者研究が生まれた浦河に引っ越し、今も「浦河べてるの家」に通っています。
今後は、あと1年間「べてる」で学んで、さらに学びたいことのある地へ移住することを考えています。

引っ越しの多い生活の中で、私には、
「気心の知れた仲間と当事者研究をし続けることがむずかしい」
苦労が出てきました。
その研究から…

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