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べてるの家の当事者研究


第177考
「幻聴さんとのつきあい方」の研究 
訪問看護編

著者:森紀子(浦河べてるの家)

 

はじめに

森紀子といいます。
浦河べてるの家で発送チームで仕事をしたり、退院促進事業でピアサポーターとして活動したりしています。
統合失調症になって31年目です。

今の自己病名は、
「統合失調症声ヘリウム“自立”研究中甘い声入らない病」
で、幻聴さんがまわりの人の声を、ヘリウムガスを吸ったときみたいに変えたりするのに苦労しています。

浦河では、適量の薬と仲間の力、場の力に助けられて回復していく方法を学びます。
私も「病気をお医者さんに丸投げしないで自分の病気は自分で研究しよう」と、べてるの仲間やスタッフに助けられながら当事者研究を始めて12年が経ちました。
当事者研究を通していろいろな技を発見し、幻聴さんと折り合いをつけながら生活してきましたが(※)
『レッツ! 当事者研究3』の本に掲載※
 

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