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いろいろ応用できる認知療法をじょうずに使ってみませんか


142回 考えを書き出すアプローチ   (※過去の内容は→コチラ)

著者:大野裕(認知行動療法研修開発センター)

☆お知らせ:AIチャットボット「こころコンディショナー」がバージョンアップしました。
認知行動療法解説動画「こころコンディショナーチャンネル」も公開


先月4月号では、2020年のリカバリー全国フォーラムでの質問へのお答えとして、客観的に考えられない状況での工夫に認知行動療法の3つのアプローチが役に立つと書きました。それは、
①時間を使って自分から距離をとること、
②行動を使って気持ちを落ち着けること、
③考えを書き出すことで客観的になること
の3つで(①と②は先月説明したので)、今回は③の方法を説明します。

考えを書き出すこと
これは認知行動療法の手法で最もよく知られている方法のひとつで、中でも7コラム法が有名です。
7コラム法では…

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