→コンボのトップページへ戻る ▼2026年7月号「こころの元気+」より
筆者:長瀬 修
障害学研究者/
立命館大学生存学研究所 上席研究員/
インクルージョンインターナショナル 事務総長
▼今回の特集で
この特集では、病院で、支援の場面で、職場で、家族との関係の中で、「聞けなかった」「言えなかった」という体験が語られています。
その一つひとつに、私は深くうなずきます。
なぜなら皆さんが感じてきた「おかしい」「つらい」という気持ちには、国際的な裏づけがあるからです。
▼権利とは
その話に入る前に、まず「権利」とは何かを確認させてください。
権利とは、私達が生まれたときから持っているものです。
好きなことをすること、学ぶこと、働くことは、すべて権利です。
嫌なことを無理やりさせられないことも権利です。
どこに住むか、誰と暮らすかを自分で選ぶことも権利です。
権利は、誰かにお願いして与えてもらうものではなく、もともと自分のものなのです。