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特集9 希望を持つこと一歩ずつ、一歩ずつ


著者:片山 理~
(WRAP®ファシリテーター
川口市精神障害者の会よつば会長)

 

希望が持てるようになるまで

「もうどうでもいい」と何度も思いました。
「消えてしまいたい」とも思いました。

急性アルコール中毒で死んでしまおうと大量飲酒をしたり、
酒と共に家中のあらゆる薬をオーバードーズしたりもしました。

アルコール依存症と、ひどい抑うつ状態の自分には、回復の可能性などないし明るい未来もないと思い、日々憂うつな時間を過ごしていました。

連続飲酒の日々、食事やツマミはとらず、口に運ぶのは焼酎の水割りとタバコだけ。
焼酎とタバコを、4~5日に一度買いに行く以外は外出せず…

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