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特集4 休んでいるときの体の動かし方


著者:鎗田英樹
(帝京平成大学 健康医療スポーツ学部リハビリテーション学科 作業療法コース准教授)

 

心が疲れていると、体も動かない

「休む」とは、どういうことでしょうか。
頭が疲れているときは遊んだりして発散するのがよく、体が疲れているときは寝るのがよいというのは、よく聞く話です。
ですが、本当に心が疲れているときは、体も動かせないものです。

私は高校3年生のとき、対人的な悩みから夏休みの1か月ほとんど動けなかった時期がありました。
今思えば、軽度のうつ状態であったかもしれません。
ほとんどの時間をベッドの上ですごし…

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