息をするのも申し訳ない


Q30代の女性です。統合失調感情障害のうつ病型と診断されています。
私は本当に生きていることがつらくてつらくて仕方がありません。
父親が他界してから母親が何とかパートで生計をやりくりしていますが、それだけでは生活もできず3年前から障害年金をもらっています。私はそのことが申し訳なくてとても負担になっているのです。
私は社会に何の役にも立っていない存在です。息をするのですら他の人の空気を使ってしまうことに罪悪感を感じていました。それが、皆さんが支払った年金をいただく形で生きていることが本当に申し訳なくて、どうしてよいのかわからないのです。
ときどき行くB型の就労継続支援事業所のワーカーさんや仲間たちは、「自分自身が年金を払っていたのだから、障害年金をもらうのはあたりまえのことだよ。年をとったら老齢年金をもらうのとまったく同じだよ」と言います。
理屈ではわかるのですが気持ちがついていきません。役立たずの私がお金をもらうことも、息をして空気を使うのも、私には同じで申し訳ないのです。
とはいっても、大切な命ですから、自ら命を絶つことはもっと申し訳ないと思っています。だからもう八方ふさがりで、このつらさをどうしたらよいのか、皆さんにお伺いしたいと思いました。息をするのもつらい私はどうしたらよいのでしょうか。

A 申し訳ないどころか/D.B.さん(新潟県)

私は統合失調症で年金をもらっています。年金は本当にありがたいものです。年金をもらっていなかったら、私は今よりももっと役に立たない人間になっていたと思うのです。
今、私は介護してもらっていませんし、借金もありませんし、自分のことは自分で何とかかんとかできています。助けもありますが、おおむね自立していると思います。きっと、あなたも同じだと思うのです。
もしも、年金をもらっていなかったらやっていけないということですが、もし、あなたとお母様が困窮してどうにもこうにもならなくなってしまったとしたら、世間的にはもっとずっと迷惑がかかると思うのです。
もし、あなたがいくらかでも、最小限度の助けを借りたとしても,自分で自分の面倒が見られるとしたら、申し訳ないどころの騒ぎではありません。とてもありがたいと思います。
きっと、あなたのまわりの人は、あなたが年金をもらう勇気を持ってくれたことで感謝していると思います。そして、あなたが息をするのはもちろんのこと、ほんの少しでも生きていて楽しいと思ってくれたとしたら、まわりの人は幸せを感じてうれしいと思うのです。
私は、あなたがつらくてつらくてたまらないのに、生きていく決心をしていることがすばらしいと思います。

つらい人生の中に、ときどきキラリと光る幸せをしっかりと見つけていってください。そうすれば、あなたはもっともっとすばらしい人になれると思います。

A こんな生き方も/藤枝脩平さん(岩手県)

私は31歳の統合失調症です。障害基礎年金を受給してます。
現在無職でデイケアに通ってます。私も質問者の方と同様に自分は役立たずだなぁと感じています。
職に就いていたときは、度重なるミスで自信を失いました。地元の就労支援施設で施設長に見出され、事務員になったときは、頭も心も仕事についていけず家出しました。
消えてしまいたいと思いました。
自分は仕事をすると、必ずまわりの迷惑になるから仕事はできないと思っています。
でも、年金については質問者の方とは少し違った考え方をしています。
私は年金というものは社会からの手切れ金と解釈しています。
〝社会の一員としてあなたは機能しません。かといって自殺されても困ります。だからお金をあげますから社会に関わらないでください〟というメッセージを私は受け取りました。
私は堂々と社会人失格者として年金を受け取ります。そういう生き方を選びました。決して多くはないですけど、その中で自由に泳がせてくれるならそれはありがたいことだと思います。海で泳げなくても自宅のバスタブにつかるだけでもいい。
そんな人生もあり。
誰かの役に立たなくても自分の役に立てばそれでいいじゃないでしょうか。

A 役に立つ形はいろいろ/やよいすみれさん(東京都)

ご質問の方はまじめで誠実な方かと思われます。
でもお金はじょうずに使えば役に立つものですので、障害年金をお受けになっていることをそれほど負担に思わなくてもいいのではないでしょうか。
日本各地に天災で困っている人々がいます。寄付をなさったらいかがでしょうか。また、住んでいらっしゃる地域の社会福祉協議会に寄付をして経済的に困っている人々の役に立つこともできます。
国際的にはユニセフのグッズを買ったり、寄付をして世界の子どもたちを助けることもできます。
お金を使わなくてもボランティアで働くことも考えられます。何かご自分の得意な分野や好きなことで、ご病気にさわらない程度で…。
それも無理な場合は、お母さまに何か買ってさしあげたり、お母さまはパートで働いていらっしゃるとのことですので家事を手伝ったりはどうでしょうか。趣味やスポーツで気晴らしをされたらいかがでしょう。
私は、ときどきわずかですが寄付をしたり、マイペースでできるボランティアをしたり、趣味の絵や俳句をやっています。
一度主治医と相談し、どうしたら有意義な生活ができるか考えてみることをおすすめします。30代とのことで、まだ仕事を探すことも大いに考えられます。
経済的に困っていらっしゃらないので、このまま申し訳なく思っていては時間がもったいないです。とりあえず行動してみてください。きっと道が開けます。

A 奨学金だと思えば/祖父江元宏さん(福井県)

誰しも、働かずにお金をもらうことを後ろめたく思うのかもしれません。
私の知り合いも、親から「税金で暮らしているのに、働きもせず遊び回って」と言われて、くやしかったと言っています。家族からもこんなことを言われてしまったら、死にたい気持ちになってしまいます。
質問者の方も、こうした経験があったのだろうと思います。
明石家さんま師匠の言葉に、「生きているだけで丸儲け」というのがあります。さんま師匠と私の見解は違っているかもしれませんが,私の解釈は,〝働いてお金をかせぐにしても、死んでしまってはそれ以上かせげません。生きていればいくらでもかせげるのです〟というものです。
年金をもらうことと関係ないのではと思われるかもしれませんね。
でも、生活のために年金を使っていたとしても、それは明日の希望のために生きる手段だと思います。
現在、受給している障害年金は、私たちの将来に対する返済不要の奨学金だと思うと案外気持ちが楽にはなりませんか? 障害年金は、私たちがやりたいことを応援してくれるのです。
こういうふうに前向きに障害年金をとらえると、障害年金の受給に対する後ろめたさも少なくなると思います。

A 気づいていませんが、あなたも/S・野木さん(埼玉県)

私は統合失調症を患っている男性です。私は不安症が強く、つまらないことを針小棒大にしてとらえてしまうので、妄想の嵐の中にいるようなものです。つらくて仕方ありません。あなたも私も何かと気苦労が絶えないようですね。
正直、自分一人では生きていくのが困難なので親に感謝しています。しかし、両親ともに他界してしまえば生活は成り立たなくなります。それがわかっているから夢にかけています。自分一人でも生活ができるように、文章を書いたり、稚拙ながら絵も描いたり、作詞作曲をしたりと無駄な努力を重ねています。
私が思うのは、「自分が起こしたアクションにお金が発生するのであれば、それは立派な仕事になるのではないか」ということです。
あなたは現在、ときどき作業所に通っているとのこと。つまり働いてお金をかせいでいるのです。
それと年金を含め生活のために支出しているのならば、消費税を国に納めているし、何より日本経済の景気回復の一助になっているのです。それが巡り巡って、またあなたのもとに福祉という形で帰ってくるのです。
誇りを持ってください。この日本国経済の一翼を担っているのです。あなたも私もです。
そして、最後につけ加えさせてください。お母様はきっと、あなたが幸せに生きていけることを誰よりも願って働いていると思います。そのお母様の役に立つというのは理由になりませんか? ご一考ください。

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