未来の自分に絶望しています

Q リストカットによる自傷行為、過量服薬(OD)による自殺未遂などをくり返している16歳女子高校生です。不安神経症と診断されて通院しています。  学校には友人もいなくて、ほとんど無視をされているような状態で、いじめすら受けていません。  小学生の頃までは、ピアノのコンクールで優勝をしたり、地元の絵画展で何度も展示されるくらい華やかな(?)経歴がありました。  でも、中学生になってから、急に家族や学校などの自分をとりまく環境や社会への反発や嫌悪感が強まりました。さらに、大好きだった新聞やニュース、漫画やアニメを見ているうちに、大人になると自分は悪人になってしまうという恐怖感や不安感に押しつぶされるようになりました。  だから今は、外部からの情報を吸収することへの恐怖感があります。「悪人」というのは、うまくいえませんが、「自分のことしか考えない自分勝手ないやなやつ」という感じです。それが犯罪などの根源にあるからです。だから私は、大人になりたくないという思いが強くなりすぎて、今のうちにこの世から消えなくてはという願望にとりつかれています。この願望は、自分では正しいと思っています。  でも、親や兄は、「そんなふうにしっかり考えているのであれば、悪い人にはならない」と言います。  今現在ではなく、未来の自分に絶望しているなんて変なことなのですが、そのような体験をしている人はいるでしょうか。私はどうしたらよいのかもわからずに悩んでいます。

A 日記を書いてみることで/COCOROさん(大阪府)

 私も過量服薬(OD)や自殺企図があります。初めてODをしたのは、あなたと同じ10代の頃です。私も10代の頃は未来に絶望していました。病気になってから、毎日のように泣き、ほとんど悲観的にものごとを考えていました。  でも、今は違います。日課である日記に、今日のできごとを自分にとって小さなことでもよいので頭の中を絞って絞って思い浮かべて書き出すんです。そうすると、本当に一日に一つはよいことがあるんです。「夕食がおいしかった」とか何でもいいんです。  未来へは日々の積み重ねが大切だと思っています。一日一日を大切に過ごしていけば、きっと光が差しこむ未来に近づくと思います。

A ダメな自分を含んでこその自分/藤枝脩平さん(岩手県)

 私はもうすぐ31歳になる統合失調症の男性です。  社会に嫌悪感を抱くのも無理はありません。たいていのニュースは悪いことばかり伝えますからね。私もニュースを見ては腹を立てていた時期がありました。けれども、あなたに知っていただきたいことがあります。それは、社会は互いを赦し合って成り立っているということです。  もちろん、犯罪や重大な不正が許されていいわけありません。私が感じているのは、身近な社会の中では、互いの欠点やミスを赦(ゆる)し合っているから平和に暮らせるんだなということです。  私にも欠点・弱点・失敗はあります。でも、今の私の環境は、それらについてとやかく責められることもありませんし、私が誰かを責めることもありません。  「欠点やミスはあるけどしょうがないよね」というスタンスでいるからです。まず、誰かの批判をやめましょう。そして、自分で自分を赦しましょう。自分を赦すことはむずかしいです。ダメな自分を甘やかすような気がしますからね。けど、ダメな自分を含んでこそ自分だと思えば楽になれます。  あなたは将来、誰かを救い、赦す活動をしてみたらどうでしょう?自他を赦し合える人になることを願います。

A 未来はそんなに悪くない/野木星作さん(埼玉県)

 私は高校時代、自己臭妄想があって、クラスの皆に悪臭発生源としていやな思いをさせているのだと思い、学校へ通うのが苦痛で仕方なかったです。他のクラスの学生が私の教室に入るなり「なんか、この教室臭いよ」と叫んだとき、自分が原因だと思いこみ、心に深い傷を負いました。その傷は今でも癒えることなく、心の奥に死ぬまで消えない傷跡を残しました。  今はデイケアに通い、心に潤いが湧いてきましたが、それでも「私の放つ悪臭が他の人に迷惑をかけているのではないか」という妄想は消えてくれません。

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