いじめの記憶が人づきあいに影響

Q 私は、統合失調症9年生です。おもな症状は、幻聴と被害妄想です。学生時代は親の仕事上、転勤族でした。東京から九州へ。  「いじめ」を受けたのは、父の故郷でもある九州に転入をしてきてからです。小学6年生からの5年間、さまざまな人たち(大人も子どもも関係なく)からの暴力、暴言を受けてきました。そのときの「いじめられた記憶」が今も強烈に残っていて、「いじめ」のニュースを見聞きすると、当時のことを思い出してしまい、つらいです。転勤族だったせいか人とのつきあい方を知りません。  転校生は珍しいから最初だけ人が寄ってくるんですよね、あくまでも初めのほうだけ。そのことで傷つきました。社会人になり、結婚の申し込みをされたことがありました。  でも、私は断ってしまいました。「おもしろがって、からかっているだけ」と思ったからでした。相手は本気だったらしく、私はその人を傷つけてしまいました。  私には損な役ばかりが回ってきます。学生時代に受けた「いじめ」の記憶を引きずっていて、新しい友人や恋人ができないのです。私にだって「幸せ」になる権利はあるはずなのに…。  人づきあいの方法を身につけたいのですが、どうすればよいのかわかりません。皆さんのアドバイスをぜひお聞かせください。

A これから出会う人は昔を知らない/近藤仁美さん(岐阜県)

 精神科に通い始めて8年生です。症状は、パニック障害に始まり、うつ、イライラ、不安神経症、適応障害、薬物依存、不眠症などです。母には「あんたは被害妄想や!」とも言われます。私は、小学2?3年から中学卒業までいじめを受けていました。原因は足が少し悪いからです。  体育や運動会では同じグループになるといやがられました。私が一緒だとリレーなどで「ビリ」になるからです。「いじめられた記憶」というのは誰もが心のキズとして残っているのではないでしょうか…?  「いじめ」のニュースを見聞きするのはホントつらいです。当時のことを思い出してしまうのも、よくわかります。私もホントに人とのつきあい方を知らなくて、高校や専門学校に入ったとき、就職したとき、毎日ヒヤヒヤしていたというか緊張していたというか、自分からうちとけられなかったように思います。いつも受身でした。

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