病気になった人生を肯定できません

Q 僕は先日40歳になりました。20歳のときに、統合失調症(当時は精神分裂病)を発症し、大好きだった大学生活をやめざるをえませんでした。現在も実家で親と同居しています。病気になって20年間、何もいいことがありませんでした。現在、市の地域生活支援センターにときどき行きますが楽しいと思ったこともありません。  僕はこの20年を肯定することができなくて悩んでいます。福祉関係の講演会等に行くと、「病気になって、よかったこともたくさんありました」「障害者になったからいろいろな出会いがあったと感じます」という話をよく聞きます。人によっては、「病気に感謝しています」と言う人もいます。  でも、僕はとてもそんな気持ちになれません。これまで出会った病院関係者は常に抑圧的で上から目線の人が多かったし、福祉関係者も日常業務をこなすだけの事なかれ主義のような人たちばかりでした。僕を含めてセンターの利用者たちも暗いです。つまらない会話だけで時間が過ぎていきます。  こんな環境で、僕は統合失調症になった人生を肯定できずにもがいています。いや、環境のせいではなく、自分が常に否定的な思いを持ち続けているから自分の人生も肯定できないのでしょうか? 苦悩の毎日です。僕が思うに”そうした自分でもいいのだ”という気持ちにならないと、前に進むことができない気がします。ご意見をお聞きしたいです。

A 自分に合う場所を探す/えりちゃん(広島県)

 私は統合失調症の30代女性です。私も20代前半に発症しました。  その間、病気というだけで、ひどい仕打ちを受けることもありました。あまり理解のない医師が主治医となり、意味もなく薬を増やされ、一時は自分でも把握できない量の薬をのんでいました(今では1日5錠で安定していますが)。  また、私はわけあって家族と離れ、ひとり暮らしをしています。実家は他県にあるので、周囲からは奇異の目で見られます。  今までで一番ショックだったのは、おつきあいしていた男性(統合失調症ではない)に、「統合失調症の人は自己中」「自分の病気は統合失調症よりはマシ」と言われたことです。病気になる前も、なってからも、いいことがあまりない私です。仕事も続いた試しがありません。

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