極端な両親に困っています

Q 私は、一年ほど前に統合失調症と診断された、高校二年生の女子です。私の悩みは両親があまりにも極端なことを言い出して実行してしまいそうなことです。  以前、薬ものむべきではない、と両親共々言っていました。私も薬はのみたくないのですが、極端な両親への変な反発なのか、逆に薬はのまなくてはいけないと思うようになりました。その後で、両親もいろいろと調べて、薬は必要らしいね、ということになり、何も言わなくなりました。 今の悩みは、両親が引っ越しを考えていることです。「統合失調症の原因はストレスだ!、都会はストレスが多いなかいから、田舎の空気のいい所に住もう」と言うのです。  父親はけっこう有名な画家で、母親はイラストレーターです。仕事はどこでもできるということもあって、気軽に引っ越しだとか言うのです。「どんな田舎にも病気の人はいるはずだ」と両親に言っても「都会はもっと病気によくないのだ!」と言うばかりです。今の私は、学校でいじわるをされたりすることもあって、あまり好きではないし、行きたくもありません。  でも、引っ越せば病気がよくなるとは思えないし、私は都会のほうが好きなので、逆にストレスになると思うんです。だから引っ越しはいやです。 ちなみに最近父親と母親が家に飾るために合作して描いた絵は、どこかの島の絵で、ラテン語のタイトルで、日本語に訳すと「希望」という題名がついていました。こんな極端な両親になんて言えばいいでしょうか?

A 発病期の家族の困惑なのでは?/伊東久雄さん(兵庫県)

 厄介な病とご両親との葛藤、たいへんな日々と察します。統合失調症についてもう少し勉強をすれば、ストレスが原因との決めつけ方がおかしいと気づくはずだし、何より田舎暮らしが逆にあなたに苦手なことを理解してほしいですね。  息子の発病のとき、私も転居を考えたこともありますが、それから十数年、今はパソコンの世界で安らぎを得ています。  人それぞれの病の状態、趣味や考え方があるから親も子どもの生き方を決められません。あなたが落ち着くことがなんであるかを見つけて、親に支援してもらうことが大事です。 息子の病をきっかけに家族会役員になり、研修会等から少しずつ学んで、気長に家族があたたかく見守ることが何よりの薬だとわかってきました。  文面での想像ですが、ご両親は画家らしい夢を持って心配されているようで、極端な親というより発病期の家族の困惑など、よくあることのようです。主治医にあなたの想いを伝え、両親とともに相談されたらどうでしょうか。

A 都会のメリットを自分の言葉で/ナスビさん(東京都)

 質問者様は、ずっとご両親にふりまわされて、生きてこられたのでしょうか。文章からそう感じ、さぞかしたいへんだったろうなと思います。  そこで、提案があります。ご両親に困った面があるということと、ご自身が病気で引っ越しさせられるかもしれないということ、それぞれを分けて考えてみてはどうでしょうか。ご両親に対し、複雑な気持ちを持っているかもしれません。でも、正直申し上げますと、ご両親はご両親。あなたはご両親ではありません。  あなたは一人の立派な人間であり、ご両親の一部ではなく、同じように考えなければならないなんてこともありません。

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