いろいろな情報に恐怖感

Q 三二歳の男性です。目下の悩みは、情報処理(おもに目や耳に入る情報)に、ズキズキと恐怖感や劣等感を持ってしまうことです。かつては、本を読んだりネットをよくしていましたが、すべてが何か得体のしれない怪物につながっているように思え、あまりできなくなってしまいました。膨大な情報に押しつぶされるような感覚もあるので、新聞や雑誌も読めません。けれど、それでは生活に必要な情報や世の中で起こっている情報を得ることができません。何よりつらいのは、趣味にまつわる情報にも恐怖感を持ってしまうことです。  好きな著名人なのに、彼らと僕との決定的な断絶を感じ、この人は僕が好きにならなくても、どうってことないだろうと、的外れな被害妄想を持つこともあります。そんな自分が嫌です。僕の理想は、それなりに社会に関心を持ち、つらいニュースであっても割り切って受け流し、建設的な考えを持つことです。皆さんは、好きな情報であっても恐怖感をおぼえることはありませんか? それを克服するには、どうすればよいでしょうか?

A 情報に制限を/のぐちさとしさん(千葉県)

 私は、統合失調症の四〇代男性です。情報に刺激を受けて、恐怖に感じるのは、私たちだけでもなさそうです。がい  他の障碍の方々も現代社会の情報の多さに悩んでいるようです。 私自身、四五歳のとき、祖母の介護と父母の心のケアで疲れ果ててしまい、「医療保護入院」を一か月しました。祖母の介護では、家で寝たきりでラジオを聞くのが唯一の楽しみでした。父母と私は、祖母の配膳、生理現象の処理、祖母の生きたい要求に追われました。私の入院で祖母は施設行きを了承し、現在に至っています。  退院してきた私は、自分が寝られなくて、利他的すぎたことを反省し、自分の楽しみは何か、自分の展望、情報の制限について考えました。

続きを閲覧するにはログインが必要です。→ ログインボタンからログインしてください。