自分が信じられなくてつらい

Q フラッシュバックが一年前から起きるようになった女性です。忘れていたはずの子どものころの事件の記憶がどんどんよみがえるようになり、身体症状が日常化しました。血圧の変動、熱、体の痛みや体温変動、発汗、しびれ、ふるえ、音のフラッシュバックに加えて、家族への不信感などが出てきます。そのようななかで、現実とつながれない自分に苦しんでいます。  「自分の心のなかの小さな世界に閉じこもってばかりいないで、世の中のことに目を向けなさい」と主治医は言います。でも、人とつながることの恐さに被害妄想や人を信じることができない自分に苦しんでいます。原因は、自分の性格の弱さにあると自分を責める毎日です。 「あなたは何を信じているの?」という支援者の声に、自分さえ信じられない自分がいやになります。自分は正しいと思い突っ走って来て、それは自分を本当に信じることのできない弱さの裏返しだと気づきました。だから、自信もつかないし、決めることもできないのです。  主治医は病気の意味を考えるようにと治療計画書に書いていました。私には、病気の意味を考えることがフラッシュバックを抜け出すことにつながると思えないのです。ましてや、病気の意味がわからず、苦しんで、「何でもっと楽しく生きられないの?」と思う毎日です。私は、苦しみのなかから抜け出そうとしない自分が理解できないのです。どうしたら、自立ができるのか。悩んでいます。

A 「今わたしここ」/あゆむさん(石川県)

 私も人を信じること、そして自分を信じることがむずかしくなってもがいた時期があります。質問者さんはフラッシュバックが起きるとのことで、つらいでしょうね。現実とつながれないということですが、離人症みたいな症状もあるのでしょうか? 私が、今ここにいるという実感がわかないと主治医に相談したときに、「今、わたし、ここ」というちょっとした呪文を教わりました。ここにいる実感がわかないなって感じたときに、「今、わたし、ここ」と唱えるとなんとなく、今、私がここに存在しているような自己暗示をかけることができるというわけです。  そして、今私は、社会との接点を持つことに対して、ためらいがちで少しずつですが、作業所に通ったりしています。外の空気を吸うことをおススメします。公園へ散歩するのもいいです。スーパーで買い物したり、どこかへ出かける目的を持って外出をすることにつとめてみると、社会との接点ができてきて、人とかかわることが少しずつでも恐くなくなるような気がします。  病気の意味を知ることは自分自身と向き合うことですね。

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