うつ病で、家族の家計の維持に困っています

Q 現在四五歳で、三年前にうつ病と診断された男性です。妻と子ども二人(小学生と中学生)の四人暮らしです。一年間は休職中もある程度の給料が支給されていました。また、傷病手当金も一年半支給されていました。しかし、その両方とも支給されなくなった現在は、貯金を取り崩したり、妻がパートに出て何とかしのいでいます。今まで賃貸のマンションで暮らしていましたが、もちろん、もっと安いアパートに引っ越しました。  ちなみに、引っ越しのときに、ものすごいエネルギーが必要なので、医師と相談して入院をして何とか乗り切りました。これからの家計や子どもの教育費などを考えると、一体どうやってお金をやりくりしてよいのかわかりません。障害年金というものがあることを知り、医師に相談をしましたが、「あなたの状態では年金はもらえないだろう」と言われました。かといって、再就職ができるほどのエネルギーはないし、いつ治るのかもわからないのです。  まるで出口がない暗夜行路のような気持ちです。私は、寝ていることが多くて、家事は妻と子どもが何とかやってくれています。家のことをしながら妻はパートに行くため、へとへとです。うつ病になってしまったサラリーマンの家庭というのは、どうやって家計を維持しているのでしょうか。他の人の体験を知りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

A 家族にとって大事なものとは/Fさん(広島県)

 私も休職し、貯金を取り崩した経験があります。保険料や家のローン等で圧迫され、家計が毎月かなりのマイナスになりました。妻がパートに出たのですが、家計はプラスに転じませんでした。あとどれ位で貯金が底をつくかという計算をしたときは、まさに暗夜行路でした。そのとき、妻が「生きていくだけなら、何とかなるよ、今は病気を治すことだけに専念して」と言ってくれました。  男というのは家族を守るということを本能のように持っている気がします。それができていないと思いこみ、強く罪の意識を感じていたのですが、妻の言葉でかなり楽になりました。不健康な状態で家計を維持したとしても、家族は喜ばず、不安になるのだなと思いました。その後は、家計のことが頭に浮かんでも「あー、また考えてるな、しょうがないよな」とどこか客観視していた気がします。  不安や罪悪感等を自分で増幅しなくなり、それが結果としてよかったと思います。そこから少しずつ回復し、復職できました。家族を守るという気持ちが強すぎると、心の病いに悪影響を与えると思います。

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