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こころの元気+

2012年2月号(第60号)「新しい時代をつくりたい!」
新しい時代をつくりたい!――それは、「こころの元気+」が5年前に創刊したときからの願いです。5周年という節目にあたり、あらためて、これからの新しい時代について展望してみました。当事者の時代が今、どのように変わりつつあるのか、そのなかで、社会のあり方、支援のあり方がどのように変化しているのかをお伝えします。
こころの元気+をとりはじめてから、1年ぐらいがたっています。最初のうちは、自分の病について、知ってどうなるという感じでした。ですが、最近は、正しい知識を持っていたほうが、知らずにただ診察を受けるより、安心だと思っています・・・。
「こころの元気+」は2007年3月に創刊されたメンタルヘルスマガジンです。メンタルヘルスというと、医療的な知識が中心の雑誌をイメージされると思います。もちろん、医療的な知識はとても重要です。ですから、この雑誌には、最新の知識に基づく医療的な情報もたくさん掲載しています。それを書いてくださる筆者の方も、第一線で活躍されている方ばかりです。
でも、この雑誌では、そうした医療的な知識以外にも大切にしていることがあります。それは、同じ病気を経験した人の生の声です。
他の人はいったいこんなときに、どうしているんだろう? そんなことを考えることはないでしょうか? この雑誌には、毎回いろいろなテーマで、同じ病気を経験した人たちの体験談をたくさん掲載しています。
どんな雑誌をつくるのか――。
「こころの元気+」を初めてつくるときに、私たちは時間をかけて議論しました。
そのときに、次のようなことを話しました。
精神疾患は慢性化することが多いので、将来に対する不安がつきまといます。そのため、病気についての正しい知識を知り、「病気とつきあう」ことが大切です。慢性化する病気は人生の方向性に大きな影響をもたらします。病気のために、仕事をやめざるを得ない、結婚がしにくい、離婚せざるを得ない――。
そのような場面に遭遇したときに、どうしたらよいのか。自分の生き方・将来をどのようにしたらよいのか、他の人はどうしているのか…。
そうしたことを考えなくてはいけない場面が必ずといってよいほど訪れます。
そのときに、だれでも、挫折感をもち、自信を喪失してしまう、などの経験をします。私たちコンボは、そうした挫折感から抜けだし、再び自信をもてるような雑誌にしたいと考えました。そうした本人向けの雑誌はこれまで日本にはありませんでした。
この雑誌は、そのような情報を提供するための唯一の雑誌として創刊しよう。そうした思いからこの雑誌が誕生しました。今後とも「こころの元気+」をよろしくお願いいたします。
- 今月の童謡
- べてるの家の当事者研究
- ワールドリンク
- いろいろ応用できる認知療法を
- 上手に使ってみませんか(大野 裕)
- おこまりですか?では他の人に聞いてみましょう!
- つっちーのショーガイ学習(土屋 徹)
- サバイバー日記(広田 和子)
- 今のところはひきこもり(伊藤 順一郎)
- 統合失調症の「ジーン」をめぐる冒険(糸川 昌成)
- 境界性パーソナリティ障害とつきあう(遊佐 安一郎)
- 福祉をお届けします!(品川 眞佐子)
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