戻る

特集11 睡眠障害と⽣活習慣病


著者:谷岡洸介
東京医科大学 睡眠学講座 助教

 

睡眠障害と⽣活習慣病

⽣活習慣病とは、⾷事や運動、休養、喫煙、飲酒などの⽣活習慣が深く関与し、それらが発症の要因となる疾患(肥満、⾼⾎圧、虚⾎性⼼疾患、脳⾎管疾患、糖尿病、がんなど)の総称です。
ヒトにとって必要不可⽋な睡眠が損なわれることで、⽣活習慣病が起こりやすくなることが知られています。
睡眠量の不⾜、睡眠の分断、そして睡眠リズムの不整は、睡眠の問題の多くを占めます。

①睡眠量の不⾜

必要な睡眠時間は⼈によりさまざまです。

戻る   続きを読むには賛助会員になってログインしてください。