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【問5】 精神科医療における隔離や身体拘束のご体験で、特につらく感じたこと、社会に知って欲しい事実などがあれば、自由にご記入ください。  ※一部賛助会員限定


 ※一部賛助会員限定

● 全く動きがとれないので、意識がある時間(覚醒している時間)はつらかった。

● 身体拘束をする側である精神科看護師の中にも安易に拘束することに疑問を感じ、自らの行為に悩んでいる人もいます。身体拘束される側はもちろんのこと、拘束する側にとっても負担が大きい制度です。

●  何にも告げられないまま、注射をされたり、オムツの交換があったり、水を与えられたりされて、恐怖が先に立ち、おびえていた。患者に対する説明が全くないことに、状況が皆目分らず、不安だった。

● 看護師に笑顔で「きつく取れないように縛ってやるからな」と脅されて怖かった.

● 特にトイレに自由に行けないのが辛かったです。頻繁にトイレに行きたがるとオムツになりました。それも辛かったです。また、部屋の天井に叫ぶと看護師が来てくれるのですが、ずっと自分のいる部屋の音声がナースステーションに聞こえているかもしれないというのも嫌でした。

● 身体拘束されているときに、横で世間話をする看護師に怒りを感じる。

● 保護室が畳に穴があるだけで、その穴に排泄するしかなかったが、せめて金隠し的なものが欲しかった。病院の施設にもよるだろうが、最低限の気づかいがほしい。人権がどうのとか以前の事だと思う。また、水分も満足にとらせてもらえないのがつらかった。

● 後で聞いた話ですが、病棟中の看護師が、拘束される患者の私を見に保護室に集まっていた。それは見世物のようでした。一人のために大勢のスタッフが必要ですか?

● 「あなたをこれから拘束しますので」と言って、夜中に看護師とDRが部屋になだれ込んできて、通知書を見せた。名前を確認すると漢字が間違っていたので字が違うと突き返すと、失礼しましたと言って、DRがとって返してまた急いで書いた字で、名前を書いて、「もう一度拘束します」と言って拘束した。さらにオムツをしてそれを床に落とすと「高くつくぞ」と脅された。

● 人間以外に見られて、ゴミ扱いされていた。医師、看護師によってたかって見られてすごく辱しめを受けた。

● その時の記憶が全くないにもかかわらず、身体拘束する場合がある。後でその理由をいろいろ邪推してしまい、何か悪いことをしたからだろうか、とか自分を責めてつらい気持ちになった。

● 一回目に精神病院に入院した際、病院に設置されていたテレビの音がものすごい大きかったために、そのテレビの電源を消そうとしたか音量を小さくしようとしたのか忘れましたが、したときに看護人にとり押さえられ、抑制帯でベッドに両手両足を縛られ、身動き取れなくなりました。 すぐに主治医がきて注射と点滴を打たれ、数日間眠らされたように思います。その後解放されましたが、お薬の副作用なのかよだれが止まらず、また、人の顔が二重に見えたりしました。

● 入院して良かった事は何もありません。拘束を何度となくくりかえされ、入院するたんびに期間は不明。決してあってはならない事です。

● オムツをつけなくてはならない事実は辛かった。

● 下半身を裸にされカテーテルを入れられたこと。

● オムツをされたがオムツには排泄したくなかったのでスタッフが尿瓶を持って来た。トイレの我慢が一番辛かった。

● 「拘束された子供の姿を見て、ご両親がショックを受けるだろうから」と、主治医の先生が両親に、丁寧に拘束の必要性を話していたのは有り難かった。

● 何を話してもまともには聞いてもらえない。患者の普段の生活態度を観ているのは看護師なのに医師と一緒になって、拘束してきました。消灯時間が過ぎてベッドで目をつぶっていると、医師と看護師二人が入ってきました。拘束をするというので怖くてベッドから逃げました。白い拘束バンドを持った三人に部屋の角まで詰め寄られ、どうして拘束されなきゃいけないのか医師に聞きました。「自殺する危険があるので」というので、自分のどこを観てそう思ったのか、又、看護師たちにも普段の様子を知っているのになぜこんなことをするのかと訴えました。 でも何も答えてはもらえず、両手足と腰を拘束されました。心電図も体に付けられました。「なんでなんでなんで」で頭がいっぱいで、悔しくて、泣き叫びました。その内、心電図から物凄い音が鳴りだして、それから拘束が外されました。拘束をするときは家族の許可が必要なのに、私の家族には連絡していませんでした。家族には事後報告。家族も病院に訴えることもなく、それも悲しかった。誰も私の話は聞いてくれなかった。怖かったし、悔しい思いでいっぱいでした。恨みました。自分の病気も恨みました。不信感でいっぱいになりました。そんな中、心電図の音で駆けつけてくれた他の医師が謝ってくれたのを思い出します。救われました。拘束があって間もなく退院が決まりました。あの拘束はなんだったのか。精神病院で患者の精神を追い詰めることがされていること、他にもこういう思いを経験されている方はいると思います。

● 意識レベルが低下しての保護入院なので、自殺や自傷がないよう、鍵のかかった室内トイレもむき出しのようになっている部屋に入れられたのは仕方ないかもしれないが、自傷もできない朦朧とした状態で、まるで死刑囚の独房に、点滴と拘束帯でつながれていたのが意識が戻ってからわかり、それから出してもらえるまでは苦しかった。

● 私の言う身体拘束とは、薬物による拘束であり、紐や手錠などではない。これを分かって聞いてほしい。私の場合は、呂律が回らず、常にフラフラな状態を言います。だから、親や弟妹が来たときは、廃人のように見えたと言っていた。こういうのは、医療ではない。拷問と同じだと思う。

● 時間の流れが分からなくなった。

● 閉じ込められ、巡視もろくになく身体拘束をされたせいで、逆に合併症を起こし、私は誤嚥性肺炎で気管挿管をし、未だ声が出にくくなっているので悲しくてたまりません……。

● 身体拘束が必要な場合もあると思うが、きちんとした説明をしてほしい。夜勤の時間で人が少ないからとか病院の都合の拘束は納得がいかない。拘束をする場合、プライバシーの問題もあるので個室で行なってほしい。自分の経験だと拘束が個室でない場合が多く、カーテンもなく嫌だった。拘束になると必ずオムツをされるのも苦痛でした。オムツを替える看護師が男性のことも多く傷ついた。拘束が長期になり床擦れができたり、歩けなくなったこともある。

● 主治医がサインすれば、すぐに医療保護入院になってしまうという恐ろしいことが現実に。その際に身体拘束は誰にでも起こりうるのです。

 

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